世界一大きい魚は何？ジンベエザメ以外にも可能性が！

2019.9.29 2019.9.28

世界一大きい魚といわれるジンベエザメ。今や周知の事実ですが、実はジンベエザメ以上に大きいとされる魚もいるのだとか！

ジンベエザメを凌駕する大きさの魚類とは？その正体や絶滅した巨大魚、そして淡水魚界最大の魚などについて詳しく解説していきます。

現代では最大の魚類・ジンベエザメ

一般的には、現存の魚類の中で一番大きいとされているのはジンベエザメです。

ジンベエザメは、世界中の温帯・熱帯・亜熱帯の海に生息するサメの一種です。サメの仲間のみならずすべての魚類の中でも最大の大きさといわれ、穏やかで平和的な性格の生き物といわれています。

オキアミなどのプランクトンを食べ、人間にも危害を加えることは少ないとされるジンベエザメは、水族館などでも親しまれている魚です。私たち人間にとっても親しみ深いジンベエザメ。そのほかにも世界最大といわれる魚はいるのでしょうか？

絶対王者と思われたジンベエザメのほかにも、世界一大きいかもしれない魚はいるのでしょうか？

たてがみのような背びれにリボンのように色鮮やかで細長い体が特徴的なリュウグウノツカイ。その長さは最大で11mに及ぶとされており、平均5.5~10m程度とされているジンベエザメよりも大きいとも考えられます。

一方、ジンベエザメは最大の個体だと13.7mにもなるそうなので、実際には微妙なところ。

北太平洋に生息していると考えられているUMA「キャディ」。鹿や馬のような頭部と細長い胴体、背中のコブのような突起と魚のような尾ひれが特徴的な生き物とされています。

数々の目撃情報があり、1992年にはアメリカ動物学研究会で論文も発表されているのだそう。目撃情報の中には60ｍ級の巨大な体をしているとの報告もあり、もしもキャディが実在する魚類なら世界最大かもしれません！

リードシクティスは、中生代ジュラ紀後期（約1億5500万年前）に実在したとされる魚の一種。最小の個体でも14mはあったのではないかと推測されている、史上最大の魚類です。

リードシクティスはジンベエザメなどと同様プランクトンなどを捕食していたと考えられており、穏やかな性格だったためにさらに大きな恐竜などに捕食されてしまっていたようです。

海の魚で巨大な生き物というと注目されがちですが、淡水魚は意外と知らないところ。

世界最大の淡水魚といわれているのは、チョウザメの仲間のオオチョウザメです。

その体長は6m程度になり、なんと118年も生きる個体もいるほど長生きなのだとか！

そんなご長寿魚であるオオチョウザメですが、実は現在絶滅危機。

なんと、オオチョウザメから採れる、キャビアの原料とされる魚卵があまりに高価なため、乱獲や密漁の対象とされてしまうのだそうです。現在では多くの国で政府が取引を禁止しているほどだとか。

オオチョウザメのほかにも巨大な淡水魚は多くいます。

釣り人にも人気の淡水魚・イトウは北海道に生息する日本最大の淡水魚。その大きさは120cmにもなり、小学生の身長ぐらいにはなるようです。

近年、逃げ出したものが日本の河川でも見つけられている中国の淡水魚・アオウオ。鯉の一種で、国内でも160cm60kgのものが捕獲されたことがあるのだとか！

世界最大の魚として知られているジンベエザメですが、実はジンベエザメ以上に大きいと考えられている魚もいるようです。

個人的にはキャディが本当に実在しているのか気になる！実物を見てみたくなりますね！