
田や畑などの中に設置して、鳥などを追い払うための人形である「かかし」。近年はそんなかかしにも、ユニークなものが増えてきました。
今回Twitterで話題となっているのは、あの名作「風の谷のナウシカ」のラストで描かれた感動的なシーンを再現したかかしです!
目次
古き言い伝えは真じゃった・・・
投稿されたのは、Twitterユーザーのネネム(@pepennen)さん。こちらが反響を呼んでいるツイートです。
古き言い伝えは真じゃった… pic.twitter.com/r8fKtFOJ98
— ネネム (@pepennen) 2019年9月22日

岩手県の陸前高田市の田んぼ立っているというかかし。まさに、同作のラストシーンそのものですね(笑)
「おおお・・その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。古き言い伝えはまことであった」という大婆様の名言がよみがえりますね。
このかかしの写真を見た多くのユーザーが、同作のラストシーンを思い浮かべていました。
失われし大地との契約を結び、ついに青き清浄の地へ導かん…
— ネネム (@pepennen) 2019年9月22日
そして、首元にとまっているテトのクオリティも高いですよね!ここまで再現されると、同作のBGMが頭の中で流れます(笑)
ちなみに、こちらはテトを作った際のツイート。4時間をかけて作られたそうです。その完成度には驚かされます。
今日は4時間かけてコレを作った。 pic.twitter.com/qHOCGqJdlO
— ネネム (@pepennen) 2019年9月21日
田んぼで作られているのは「たかたのゆめ」
ちなみに、このかかしが立っている田んぼで作られているのは、岩手県陸前高田市の農業復興シンボル・オリジナルブランド米「たかたのゆめ」だそうです。ネネムさんが以下のようにツイートされています。
軽くバズってるようなので、宣伝をば。
岩手県陸前高田市の農業復興シンボル、オリジナルブランド米「たかたのゆめ」。冷めても甘みの残る、日本おにぎり協会の選定するおにぎりに適する食材第1号です。流通量は少ないですが、見かけましたらぜひご賞味ください! pic.twitter.com/0EMes866jY— ネネム (@pepennen) 2019年9月23日
このカカシがたっている田んぼも津波の到達点のすぐそばにあります。そして、地域の子ども達が米作り体験をしています。
東日本大震災からの復興は道半ばですが、皆さんのご支援のおかげで確実に前にすすんでおります。
今後とも陸前高田と「たかたのゆめ」をよろしくお願いいたします。— ネネム (@pepennen) 2019年9月23日
「たかたのゆめ」は、冷めても甘みの残る、日本おにぎり協会の選定するおにぎりに適する食材第1号とのこと。そしてあの震災からの復興は、道半ばという状況ながら前進しているといいます。
こちらは、「たかたのゆめ」のサイト。ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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出典:Twitter(@pepennen)