ドローンには様々な使い道がありますが、酪農において、こんな風に役立てられているとは思いませんでした。
今回Twitterで話題となっているのは、広大な敷地を飛び回るドローンが、くつろいだり、寝ている牛を次々に起こしていく様子です。
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こういう使い方もできるのか!
投稿されたのは、北海道の十勝南部で酪農を営まれているしんちゃん(@shin_chang_1024)さん。こちらがドローンで撮影された動画です。
ドローンが近づいていくと、「うわ、こっちに来た!」という感じで牛がすかさず立ち上がります。
ドローンが怖いのか、来たら搾乳の時間だということを認識しているのか、とにかくドローンが近づくと面白いようにすくっと立ち上がっていきます。
搾乳のため、多数の牛が牛舎に戻っていきます。広大な敷地を歩いて起こしたり、犬と一緒に起こしにいったりするよりも効率的ですよね。
こちらが動画です。
夕方の搾乳前の牛追い。ドローンで寝てるやつを起こす。とにかく起こす。みんな起きたら、あとは勝手に牛舎まで歩き出す(・∀・)
(3倍速) pic.twitter.com/c3wcQ1Fx8Y— しんちゃん (@shin_chang_1024) 2019年10月23日
しんちゃんさんは、たまたまこういう使い方をしてみたら上手くいったとのこと。ドローンでこんなに牛追いがラクに効率的になるのですね。
画期的な使い方に感心する声
この動画に対しては、なぜドローンが近づくと牛が起きるのか?とった質問など多くの声が寄せられていました。
そうですね~すぐ慣れちゃいますね(^_^;)
でも、なんだかんだと、このやり方で3年目なんですよ~。— しんちゃん (@shin_chang_1024) 2019年10月23日
音なのか風圧なのか単純に「なんか怖い」なのか(笑)でも、標準のプロペラを使った方ががうるさくて起き上がりが良いですね!
— しんちゃん (@shin_chang_1024) 2019年10月23日
実はうちのワンコも牛追いのお手伝いしてくれるんですが、牛追いが終わったら「じゃ、僕はここで・・・。」って遊びに行っちゃうので放せません(笑)「犬を放すな」って通報された事もありまして・・・(^_^;)
— しんちゃん (@shin_chang_1024) 2019年10月24日
朝の搾乳前の牛追い
ちなみに、こちらは朝の搾乳前の牛追い。昼間のうちに、放牧地の中を高度3~5mを維持したまま飛び回る様に設定しておけば、あとはドローンが牛追いをやってくれるそうです。
こっちは朝の搾乳前の牛追い。真っ暗闇なのでドローンの操縦は無理。なので自動航行で飛ばします。昼間のうちに放牧地の中を高度3~5mを維持したまま飛び回る様に設定しておいて、あとはドローンにおまかせ(^_^;)慣れてる牛が率先して帰って来るので、とりあえず1群目の搾乳は始められる。 pic.twitter.com/dN8tPoL1ZB
— しんちゃん (@shin_chang_1024) 2019年10月23日
そして操縦者の僕は送信機のモニターに表示される飛行経路と高度と注視しながら、朝一番のトイレでウ○コ中です(笑)
— しんちゃん (@shin_chang_1024) 2019年10月23日
本当にドローンを有効に活用した好事例ですよね。このように活用することで、今まで牛追いに割いていた時間で別のことができますし、とても効率的ですね!
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出典:Twitter(@shin_chang_1024)