
はにわにも色々と種類がありますが、ムササビのはにわがあることは初めて知りました・・。
今回Twitterで話題となっているのは、千葉県成田市の古墳時代後期の遺跡から出土したというムササビのはにわ。その可愛らしさなどに対して、多くの反響が寄せられていました。
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どうしてムササビがはにわに!?
投稿されたのは、福島県立博物館の公式Twitterアカウント。こちらがムササビのはにわの可愛い姿形をとらえた写真です。
【あにまる×Zoom!】千葉県成田市の古墳時代後期の遺跡から出土したムササビのはにわ。数ある動物はにわの中でムササビを造形したものは唯一これだけです。それほど身近な動物でもなく、狩りの対象でもないムササビくん。どうしてはにわになったのでしょうか、本人も驚いているような顔をしています。 pic.twitter.com/Cx98Yohrn9
— 福島県立博物館【公式】 (@fukushimamuseum) 2019年10月18日


確かに、なぜムササビがはにわのモチーフとなったのかは謎ですよね!?そして、驚いている表情と言われれば、そのように見えてきます(笑)。また、どことなくコウモリにも似ているのは気のせいでしょうか。
いずれにせよ、可愛らしいですし、飛んでいる躍動感といい、ムササビの特長を実に巧みにとらえていますよね。
作られた理由を予想する声
ムササビのはにわがなぜ作られたのか?その理由を予想する声が多数寄せられていました。
これって顔が先に出来ていて、
『この顔は···コウモリ···いやムササビかなー』とか『やっぱり跳んでいる姿じゃないとムササビってわかんないよなー』とかって思いながら作ったような気がする— ウルトラマンXが好き?✨ (@jahky2) 2019年10月18日
ムササビというかモモンガという名前は「物の怪」を意味していたりする。あと、「野衾」というムササビの妖怪がいるので、精霊を象徴してムササビの埴輪をつくったのかも。
— 蔵無 (@gysms004) 2019年10月18日
飛翔状態を表現するために
(本来はない?)
台を融合させているところが凄い?
そこに表現への渇望がある?— 十字野郎 (@casati1949) 2019年10月19日
可愛かったからでしょうね。鳥獣戯画みたいに、職人さんが遊びでつくったのかも。
鳥獣戯画も、不要な紙の裏に落書きしたものを、後から張り合わせたという話がありますので。
職人さんの遊びではないかと。— 時生☯️由仁 (@EugeneTokio) 2019年10月19日
色々な見方があって面白いですよね。どうしてムササビのはにわが作られたのか?より一層気になってきてしまいます。
ムササビのはにわも展示
福島県立博物館では、企画展「あにまるず」を開催中とのこと。その中ではムササビのはにわも展示されているようです。
【企画展「あにまるず」好評開催中!】福島県立博物館で現在開催中の企画展「あにまるず ANIMAL × Zoo ―どうぶつの考古学―」では、全国のおもしろアニマル考古資料が大集結しています。動物好きの方も考古学ファンの方も、けんぱくにぜひ会いにきてください! 詳細はこちら→ https://t.co/fPgZ0OcEYD pic.twitter.com/DpPzwwVMr9
— 福島県立博物館【公式】 (@fukushimamuseum) 2019年10月19日
全国のおもしろアニマル考古資料が大集結しているとのことで、興味のある方はこの機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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出典:Twitter(@fukushimamuseum)