少しずつ体をむしばんでいく病気もあれば、急に襲われる病気もありますよね。特に、日頃と変わらぬ生活を送る中で突然病に襲われた場合、周囲に誰かいるのといないのとでは全く状況が変わるケースもあります。
今回Twitterで話題となっているのは、知人との会話中に異変を感じ、咄嗟にとった勇気ある行動です。
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何か変だぞと思い・・
投稿されたのは、Twitterユーザーの小日向 京(@kohinata_kyo)さん。こちらが話題となっているツイートです。
知人との待ち合わせに遅れ、詫びると口数少なく、話を振れば会話が続かずで、そんなに不機嫌にならなくても…と思ったが、会食で食べたいものも決まらず、何か変だぞと思って複雑な質問を繰り返してみたら、答えられない。すぐに病院へ連れて行ったところ、脳梗塞だった。こんなに気づきにくいなんて!
— 小日向 京 (@kohinata_kyo) 2019年11月16日
会話中に異変を感じ、複雑な質問を繰り返してみたという小日向さん。その後、病院に連れていってみたところ、なんと脳梗塞だったとのこと。
単に「不機嫌だな・・」で終わらせず、ひとつ踏み込んでみたことが素晴らしい判断ですよね。そして、病院に連れていったとのことですが、なかなかそこまでの行動が咄嗟にできるか?と考えれば、非常に難しいことだと思います。
ちなみに、その際に質問した内容もツイートされています。
はい/いいえ、で答えられることではなく、どうやって何かをしたか、何かについてどう思うか、どこかへの道順は、といった「自分で言葉を選び返事を作文する」類の質問をしました。
加えてその人は大のワイン好きなので、どの葡萄がどの国のワインに多いか、といったことも聞きました。— 小日向 京 (@kohinata_kyo) 2019年11月17日
このような質問をしたら、ますます知人は不機嫌になってしまうかも・・と、筆者であれば思ってしまうかもしれません。小日向さんの勇気ある判断と行動が一命を救うことにつながったのです。
この投稿に対しては、同じ様なシチュエーションに立ち会った方などの声をはじめ、様々な反響が寄せられていました。
不機嫌だったなで終わりそうです。
素晴らしい対応。— shimaki (@ShimamuraHideki) 2019年11月16日
複雑な質問を繰り返して気づくなんてすごい!
— ピロリ (@swim505050) 2019年11月16日
因みに、彼女は「始めに入院の勧めを断らなければ良かった。取り越し苦労なら後で笑い話になるけど、断って帰ってこれじゃあね…」って言ってリハビリの病院に転院して行きました。ツイ主さんのように小さな違和感も甘く見ない事って大切。例え取り越し苦労で終わったとしても、大きな後悔より良い。
— トトちゃん✳︎低浮上 (@toto_kidouraku) 2019年11月17日
知り合いMさんのお父さん(70過ぎ)は、朝、出掛けようとして、玄関で靴紐が結べず戸惑っているのを、お嫁さんがおかしいと思い、Mさんに連絡。
やっと連絡がついて、Mさんが家に戻った時は、言葉もおかしく、病院に連れて行きましたが、脳梗塞でした。そのまま半身不随に…— 小鳥? (@opalescentBird) 2019年11月19日
頭の中はクリアなのに表現出来ずに
イヤ気が差すのとどうでもよくなるのと
なるんですよね
あれ?なんか変だな?と思って行動に移せたのは素晴らしいです
因みに
治療して退院しても体調によっては
上手く話せず、表現出来ず不機嫌に見られてしまう事があります。— KAORI Shirakawa 元bench選手 (@KBenchpress) 2019年11月17日
私は自分が脳梗塞になったことがありますが、その時の自覚症状としては仕事中突然気絶しそうな眠気に襲われました(前日睡眠はしっかりとりました)。その後しばらくしてちゃんと喋れない、キーボードを打てない、などに気づき病院へ。運良く後遺症等ありませんでしたが、参考までに。
— あさだ (@manowar2011) 2019年11月18日
簡単な会話はできるように
ちなみに小日向さんの知人は、入院した後に薬による治療に入り、その後は簡単な会話もできるようになったとのこと。小日向さんの咄嗟の判断がなければ・・と思うとゾッとしてしまいますよね。
自分がそうなった場合でも、他人がそうなった場合でも、ちょっとした変化を見逃さず、すぐに行動にうつすことがいかに大切かを気づかされますね。
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出典:Twitter(@kohinata_kyo)