沖縄の揚げ菓子「サーターアンダギー」の気になるカロリーは?その不思議な名前の由来とは

沖縄では街角でも売られており、観光中だとつい手を伸ばして食べてしまう沖縄のドーナツともいえる「サーターアンダギー」。
サクッとした食感が楽しい、食べ応えのあるお菓子です。

サーターアンダギーのサクッとした食感は、揚げてあるから。
そのため、気になってしまうのが"カロリー"です。

サーターアンダーギーのカロリー

 

1個あたりのカロリー

サーターアンダギーの1個あたりのカロリーは119kcalとされています。
これは1個あたり32.3gの場合の計算になるますので、100gあたりで換算すると約368Kcalとなります。

このカロリーは『ショートケーキ』1カットあたりのカロリー約370kcalとほぼ同等になります。
カロリー面では、サーターアンダーギーを3つ食べたら、ショートケーキ1カット食べたのと同じと考えて差し支えないようです。

カロリーだけじゃなくて糖質も!

 

サーターアンダーギーの材料は小麦粉・鶏卵・砂糖や黒砂糖、三温糖・ベーキングパウダーと非常にシンプルです。
シンプルさ故に生地のベースには糖質の多い小麦粉を大量に用い、甘味を出すために砂糖類もふんだんに使うことからサーターアンダーギーは糖質の割合が高く、100gあたりの糖質量は約53gです。

白米が一膳分で52gとされていますので、ほぼ同等以上の糖質が含まれています。
その高さをうかがい知ることができます。

サーターアンダーギーとは

 

サーターアンダーギーという名前の意味

表面をサクッと揚げられた球状のドーナツのサーターアンダーギー。
その名前は砂糖を意味する「サーター」、の「アンダ」と揚げをあらわす「アゲ」の3つが組み合わせたものです。

『砂糖の揚げ物』を意味する通り、砂糖は小麦粉に対して3分の1から半分と大量に入れられています。

縁起物のお菓子

 

低温でゆっくり揚げるサーターアンダーギーは、表面に笑顔のようにも花が咲いたようにも見える割れ目ができます。
その姿から縁起のいいお菓子ととされ、お祝い事の際に出されるほか、結婚式の引出物とされることもあります。

丸じゃなくて四角いサーターアンダギー?!

沖縄にはサーターアンダーギーと同じ小麦粉・鶏卵・砂糖や黒砂糖、三温糖・ベーキングパウダーでできた生地を1cmほどまで伸ばし、四角に切ってから揚げる『サングァチグァーシ』というお菓子があります。

重箱に詰めたこのお菓子は、旧暦の3月3日に行われる厄災を防ぐために行われる清めの行事『ハマウリ』で食べられるものとされていました。
その風習から、3月を意味する「サングァチ」、菓子をあらわす「クァーシ」すなわち『3月菓子』と名付けられました。

現在は『サングァチグァーシ』は材料も同じ事から、「サーターアンダーギー」の名前で売られるほか、店舗によっては3月以外も販売されています。
       

ハワイでも食べられるサーターアンダーギー

 

沖縄県から移住する人の多かったハワイでも、サーターアンダーギーを味わうことができます。
現地では『Andagi』や『Okinawan Donuts』と呼ばれていて、お店だけではなくイベントの屋台でもその姿を見ることができます。

またアメリカンドッグならぬ「アンダドッグ」といった商品も販売しており、こちらはソーセージにサーターアンダーギーの衣をたっぷり付けて揚げた食べ歩きに丁度いい食べ物です。

まとめ

サーターアンダーギーは小麦粉を多量に使っている揚げ物という事もあって、カロリーが高い上に糖質も非常に多いお菓子です。
旅行に行って沖縄と共に「サーターアンダーギー」も満喫しすぎると、旅行から帰ってきた途端に体重計の上で悲しい現実を突きつけられてしまうかもしれません。

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