
「ラグ」と「カーペット」の違いをご存知ですか?
どちらも床に敷くもので似たようなイメージを持ちますが、実は違いがあるんです。
今回は、ラグとカーペットの違いについて見ていきましょう
ラグとカーペットは同じではない!

どちらも敷物で混同してしまいますが、違いがあります。
ラグ
「ラグ」とは、大きさが1畳から3畳の敷物のことです。
ダイニングテーブルの下や部屋の真ん中など部分的に敷くことで、その場に合わせた使い方ができます。色や形もさまざまなのでインテリアのポイントとして選ぶのも楽しいですね!
なお、玄関マットやキッチンマットなど、1畳未満の敷物は「マット」といいます。
カーペット
敷物のことを総称して「カーペット」といいます。主にカーペットは部屋全体に敷き詰めるものを指し、カーペットの小さいサイズが「ラグ」にあたります。床全体に敷き詰めることで、防音効果や衝撃から床を守る効果があります。
絨毯は?

「絨毯」とはどういうものでしょう?
絨毯=カーペット
カーペットの和名が絨毯です。
厳密に分けるとすれば、裏地に違いがあります。裏地が白っぽいフェルトのような不織布になっているのがカーペットで、麻張りなのが絨毯です。
また、カーペットは機械織りで絨毯は手織りとの拘りを持つ専門家もいらっしゃいます。
どことなく「絨毯って高級っぽい」と感じていましたが、専門家の拘りが伝わっているのかもしれませんね。
ラグとカーペットの語源は?

ラグとカーペットの語源を調べてみました。
ラグの語源
ラグの語源ははっきりしていません。
ラグは絨毯の延長でつくられたものですが、その時期や場所が定かではないため語源も分からないのです。
しかし、英国では機械織りのものをカーペット、手織りのものをラグと呼んでいることから「ラグ編み」という編み物の手法が語源に関わっているのかもしれません。
カーペットの語源
カーペットは英語ですが、語源はラテン語の「carpere(カルペレ)」だといわれています。「carpere(カルペレ)」の意味は、「毛をむしる、毛羽立てた布」です。激しい表現ですね(笑)
まとめ

カーペットは部屋全体に敷き詰めるもので、ラグは部分的に敷くものだということが分かりました。
生活に適したカーペットやラグを選んで、快適な日々をお送りください。