ヒラメとカレイの違いの見分け方!左ヒラメに右カレイは日本だけ?

2019.11.28


ヒラメとカレイってどっちがどっちでどっちがどっち?

この違いについて知っている人って意外と少ないですよね。事実、筆者もヒラメとカレイの違いがわからず、見分け方すらも知りませんでした。

今回はそんな違いはもちろん、見分け方についても調べてみたので、詳しく解説したいと思います!みなさんもぜひ知っておきましょう。



ヒラメとカレイについて


そもそもヒラメやカレイはどういう魚なのでしょうか。知っていることは顔がひん曲がっていて口と目が飛び出していることくらい。某重鎮お笑い芸人に似ているくらいの感想しかありません。でも、実は違いもあるんですよね!

どちらもカレイ目カレイ亜目に属す


まず大前提として知って起きたいのはカレイが「カレイ目カレイ亜目カレイ科」で、ヒラメが「カレイ目カレイ亜目ヒラメ科ヒラメ属」に属しているということ。

同じ分類に属しているため、ヒラメもカレイの仲間なのですが、厳密に言えば魚としての種類は違うということになります。

似ているけど別の魚


厳密には別の魚として知られており、ヒラメは東京近郊などで使われていた呼び名だと言われています。

昔はカレイが大型になった魚という認識だったため、地方ではヒラメを「オオガレイ」や「オオクチカレイ」と呼ぶこともありました。




ヒラメとカレイの見分け方


前置きが長くなりましたが、それではヒラメとカレイはどうやって見分けていくのが良いのでしょうか。ここからはその見分け方について紹介しますね!

左ヒラメに右カレイ


よく言われるのが「左ヒラメに右カレイ」というもの。これは漁師などの間でも使われている言葉ですね。

魚の腹を手前に置いた時に顔が左向きになるのがヒラメで、右向きになるのがカレイということを意味しています。

実は世界的には正しくない


ただ、実は絶対にそうなるとは限らず、顔の向きだけで判断するのは意外と難しいと言われています。熟練の漁師であっても見誤ってしまうことがあるそうです。

カレイとは言ってもヌマガレイなどは左向きだったりするので、顔の向きだけで判断するのは至難の業。海外の中でも特に北米で見られるカレイの半数以上は左向きという声もあるくらいです。

口で見分けられる!


そんな中、ヒラメとカレイの違いが明確にわかるのが口だと言われています。むしろ口を見て見分けていくのが正しい方法と言えるかもしれませんね。

ヒラメの口は大きくて怖そう


ヒラメは口が大きくて歯が鋭い牙のようになっているのが特徴で、大きく裂けた顔つきが怖く性格も獰猛です。

カレイはおちょぼ口


カレイは口が小さくて歯がノコギリのようなギザギザしているのが特徴で、小さいおちょぼ口で性格も大人しいです。

食べ方の違いと理由


ヒラメとカレイは食べ方にも大きな違いがあります。高級魚ということもあって普段食べる機会が少ない筆者でも、次食べる機会があれば見極めてみようと思います!笑

ヒラメ


ヒラメは癖が少なくて甘味や旨味が強いので生食向きだと言われています。身自体がさっぱりしていて美味しいので、刺身などにして食べられることが多いです。

ただ、筋肉質で引き締まった身なので煮付けには向きません。加熱すると身が硬くなってしまうので、刺身や寿司にするのがちょうど良いですね。

カレイ


カレイは白身魚のようにあっさりと淡泊なので煮付け向きだと言われることが多いですね。味にコクがあるので、煮込めば煮込むほど深い味わいになるのも嬉しいところ。

どちらかというと庶民的な存在感があり、一般家庭でも度々煮付けにして食べている人も多いのではないでしょうか。

ヒラメの方が高級?


イメージとしてはカレイよりもヒラメの方が高級なように感じませんか。ただ、そのイメージが必ずしも正しいとは言えません。

実はカレイの方が養殖が少ない


ヒラメは高級魚でカレイは大衆魚というランクで語られることが多いのにもちゃんとした根拠があります。それはカレイに比べてヒラメは秋から冬まで、長くても秋から夏の初めまでが旬ということで時期が限られているためです。事実、漁獲量も少ないため、高級魚としての位置となっています。

逆にカレイは1年を通してマコガレイやマガレイ、イシガレイなど旬があり、漁獲量も多く養殖も少なくて済むのです。カレイの方が養殖は少ないですが、それは漁獲量も多いからだと言えるでしょう。

ヒラメが高級なのは左向きだから?


日本料理の基本で魚は左向きにするため、昔からその習慣に合わせやすいヒラメは高級料理にも使われることが多かったと言われています。無理に左向きにしようとするとヒラメはそのまま置けるのに対してカレイは裏返しにしなくてはなりません。それではあまりにも不格好ということもあって、カレイは高級料理にあまり使われなくなっていきました。

見た目を気にする日本料理ではそのまま美しく盛り付けられるヒラメの方が高級だと扱われているようです。ただ、カレイも十分に高級魚で、調理の仕方によってはかなり化ける美味しい魚であることは間違いありません。

まとめ


ヒラメもカレイも似たような見た目をしていて、人によっては「左ヒラメに右カレイ」を信じている人も多いです。しかし、厳密にはそうも言えない魚だったりします。見分け方を知り、ヒラメやカレイを食べる時にはちょっとしたウンチクとして話してみてはいかがでしょうか?

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