技術革新が進む昨今、AIなどによって便利になることも随分と増えたこの頃ですが、「AIに仕事を奪われる!?」なんて事態も今後起こるかも?
AIの出現によって減少してしまうかもしれない、人間の仕事について解説します!
目次
近い将来減少する可能性が高い仕事
上手に活用すれば私たちの生活をより豊かにしてくれるAI。ですが、その存在によって脅かされる人間の仕事は意外にも沢山あるそうです。
歯医者は給料激減!?
価格予測AIを使って未来の賃金を予測した結果、下落率1位として算出されたのが歯科医。
アメリカで行われたAIによる臨床実験によると、患者の症状や年齢、性別などの個人データを入力するだけでAIが適切な治療法を提示してくれたり手術まで行ってくれたりといったことが実現可能になるようです。
そう考えると、歯科医だけでなく医師全般の仕事も脅かされるかも?
銀行員は確実に減る!?
次にAIによって減少してしまうかもしれない仕事は銀行員。現在でも預金や振り込みなどはほぼATMで済んでしまいますが、今後さらにAIによって自動化されていく可能性があります。
すでにみずほ銀行などは、AIで業務量を減らすと発表しているほどです。
保険外交員も減る可能性大!?
銀行と同様に、AIに仕事を奪われる可能性が高いと言われているのが保険の外交員。
保険外交員の仕事はこれまでお客さんとの義理人情やコミュニケーションに頼った営業スタイルが特徴でしたが、AIが台頭することによってより効率化されて、外交員自体が不要になってしまうかもしれないとも言われているんです。
会計士・税理士・社労士などの士業も!?
複雑な税制や法令などを学習し、処理していくのはAIの得意分野。それらが必要とされる会計士・税理士・社労士の仕事もAIによって減少してしまう可能性があります。
人気のSEも減る可能性が高い!?
現在人気の職業であるSE(システムエンジニア)も、AIによって減少してしまう可能性のある仕事のひとつ。プログラミングもAIが得意とする単純作業の学習が基本なので、AIの進歩も早まる可能性が高いとされています。
今後需要が増す可能性の高い仕事
猛スピードで進むAIの進化。では、人間の仕事は減少する一方なのでしょうか?
AIでは代替えできない職は需要が増える!
AIは基本的には単純作業の学習が得意。機械的な処理には向いていますが、人間の感情に訴えかける必要があるサービス業やクリエイティブな職業はより需要が増えると考えられます。
具体的には介護系の仕事や保育系の仕事、そしてミュージシャンや俳優、作家などのエンターテイメント系の仕事が挙げられます。
新たな需要が生まれる分野も!
AIやロボットなどの技術革新によって、新たな需要が生まれる分野もあると考えられています。たとえば、ドローンを使った競技を行うドローンレーサーやロボットエンジニア、AR(拡張現実)を活用したレジャーなどを提供する拡張現実旅行構築者などです。
意外と事務職は需要増?
多くの人が携わっている分、より効率化されてAIに奪われてしまいそうなイメージがある事務職。でも実は、意外と事務職は需要が増えると考えられているのだとか!?
内容によっては需要アップ
事務職の今後の需要は、仕事の内容によって変化するとされています。機械的な入力作業や、決まったことを行うルーティーンワークに関してはAIが得意とするところですが、秘書的な内容などの需要は増える可能性が高いと考えられています。
スケジュールの調整など、きめ細やかな配慮などが必要な分野に関してはAIよりも人間の方が確実に優れている感覚でしょう。
【まとめ】AIは人間の仕事を奪う!?
技術革新によって様々なことが便利になる反面、人間の仕事を奪うとも言われているAI。そう考えると恐ろしい気もしますが、AIをコントロールしたりメンテナンスしたりするのも人間の役目です。
人間がAIと仲良く共存していけば、今後新たな職業がどんどん誕生する可能性もあるので、時代の流れに乗り遅れないように頑張っていきたいものですね!