2019年9月から「メガファイア」と呼ばれる大規模な森林火災が続くオーストラリアですが、現在夏の同地に今度は記録的な熱波が到来しました。
そんな中、のどの渇きに耐えきれずサイクリストに水を求めるコアラが話題になっています。
地球温暖化について考えさせられる
そのコアラと遭遇したのは、南オーストラリア州アデレード出身のサイクリストであるアンナ・ホイスラーさん。アンナさんがその時の様子をInstagramアカウントLulu(@bikebug2019)で紹介しています。
出典:Instagram
バイクにまたがり、水筒からゴクゴクと水を飲むコアラ。
出典:Instagram
かなり喉が渇いていたようで勢いが止まりません。
出典:Instagram
「もっともっと!」と、凄い飲みっぷりです。
こちらは水を貰った後でしょうか、ちょっぴり元気そうな様子も写真で紹介されています。
理由を知らずに見ると、その姿は可愛く映りますが、実際はとても切ない光景ですよね。
当時、気温は40度を超えており、アンナさんと仲間のサイクリストが道路の真ん中でコアラを発見した時、コアラは助けを求めているように見えたのだそうです。ユーカリの葉から水分を摂取するため、通常「水を飲まない」といわれているコアラが水を求めたということは、それだけ危機的な状況だったのでしょう。
アンナさんたちによって1匹のコアラが救われたことを嬉しく思う一方、世界各地で増加する長期的な大規模森林火災や異常気象など、地球温暖化の深刻さについて深く考えさせられました。
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また、現在アンナさんはアデレード地域の森林火災で病気や怪我をしたコアラを救う救助隊の活動のために募金活動を行っているそうです。
少しでも多くのコアラが助かることを心から願います。
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出典:Instagram(@bikebug2019)