惹きつけられる猫の瞳「オッドアイ」とは?左右の瞳の色が異なる理由と生活リスクを解説 | FUNDO 惹きつけられる猫の瞳「オッドアイ」とは?左右の瞳の色が異なる理由と生活リスクを解説 – FUNDO

惹きつけられる猫の瞳「オッドアイ」とは?左右の瞳の色が異なる理由と生活リスクを解説

2020.1.18

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「幸運を招く猫」と呼ばれている猫をご存じでしょうか?

それは、左右の瞳の色が違うオッドアイの猫です。神秘的で吸い込まれるような瞳をしたオッドアイの猫は希少な存在のため、見つけただけでも幸運になれるといわれています。

今回はそんなオッドアイの、瞳の色が違う理由や生活リスクについてを解説します。

オッドアイには先天性・後天性の二種類がある

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見入ってしまうほど神秘的な瞳のオッドアイは、白猫に多くみられる特徴です。

オッドアイになる原因は、生まれつきである先天性の場合と、成長過程で変化する後天性の場合の2パターンがあります。

先天性


先天性のオッドアイの原因は、メラニンの欠乏です。

メラニンとは、褐色もしくは黒色の色素を生成する働きをする細胞のこと。メラニンが欠乏すると、皮膚や体毛の色が白くなり、瞳の色にも影響されるのです。

まだ母猫のお腹の中にいるときに、片目だけ色素の生成が正常に行われなかった場合は、オッドアイで生まれることがあります。色素が抑制された瞳の色は青くなり、さらに色素が全くなくなるとアルビノと呼ばれ、毛細血管の色が透けて見えることから赤くなります。

色素が欠乏し、目の色が赤くなっているアルビノの生物についてまとめた記事がありますので、こちらも併せてご覧ください。

ウサギの目といったら赤い?いいえ、それはアルビノ種のシロウサギの特徴だったんです! – FUNDO

後天性


生まれつきではなく、事故緑内障などの病気が原因でオッドアイになることもあります。

目の怪我でメラニン細胞を傷つけたり、病気でメラニン色素の生成が阻害されたりして、メラニンが欠乏することもあるからです。



オッドアイといえば猫?

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オッドアイを医学用語で虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)と呼んでおり、他の動物にも起こる可能性はありますが、中でも猫が起こりやすいといわれています。

オッドアイは特に白猫に多い


オッドアイは白猫に多いといわれています。やはり、メラニンの欠乏が原因のひとつだからなのでしょう。

白猫の中でのオッドアイの割合は約25%なんだそうです。25%といえば、白猫4匹に1匹がオッドアイということですね。街中を悠々自適に歩いている白猫の瞳がオッドアイでもおかしくないですね。

猫のオッドアイ率


しかし一方で、猫全体で見るオッドアイ率はとても低く、その割合は約0.3%程度ともいわれています。0.3%といえば、なんと1,000匹で3匹ほど!見ただけで幸運になるといわれる理由が分かるほど、希少ですね!

シベリアンハスキーのオッドアイは特殊

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猫以外でもシベリアンハスキーは、オッドアイの確率が高くなっています。しかし、シベリアンハスキーの場合、その原因は特殊で、虹彩異色症とは異なります。

元々は日光照射の少ない極寒の地に生息していたシベリアンハスキーは、紫外線を浴びることが少ないためメラニン色素が少なく、青い目をしていることが一般的でした。

しかし、シベリアンハスキーの存在が広く知れ渡ると、さまざまな地域で暮らすようになります。すると今度は、紫外線から目を守る必要が生じ、瞳の色が茶色っぽく変化していきました。そして片目だけ日光照射の影響に対応し色が変化してオッドアイになる個体が現れたと言われています。

現在では、オッドアイの祖先をもつ場合にオッドアイが生まれやすく、遺伝的な要素が大きいようです。

オッドアイの動物に潜む生活リスク

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オッドアイの動物には、生活するうえで少々リスクがあるようです。

視力


青色系の瞳は色素が薄いため、直射日光にとても弱いのです。直射日光をあまり浴びすぎると白内障になる恐れがあり、悪化すると失明する恐れもあります。

聴覚


オッドアイの猫に聴覚障害が多いと勘違いされがちですが、本来は「青い目の白猫」に聴覚障害があることが多いです。聴覚障害の理由は、耳の中で音を増幅する器官がメラニン細胞と深く関わっているからです。

猫専門病院が取った統計では、青い目の白猫の60~80%が聴覚障害があり、それに対しオッドアイの白猫は30~40%だったということです。

しかし、オッドアイの聴覚障害は青い目側の聴力のみ影響している可能性もあります。もしかしたら、実は飼い主には気付かれていなくても聴覚障害を起こしている、なんてこともあるかもしれませんね。
 

まとめ

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幸運を招き入れるオッドアイの猫とは、とても希少な存在だったんですね。ただ、その美しい瞳は日光に弱く、青い目側が聴覚が弱い可能性もあるということなので、家族として迎え入れるには十分な配慮が必要です。

ちなみに筆者はまだオッドアイの猫を見たことがありません。一度は見てみたいものです!
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