「特徴」と「特長」は発音から意味までそっくりだけど何が違うの?その違いを解説

2020.2.7


目立つ点を意味する「特徴」と「特長」という言葉ですが、同じような意味合いをしていて共に「とくちょう」と読むことから、非常に使い分けが難しいと思います。

今回はそんな「特徴」と「特長」の言葉の違いについて解説します。

特徴と特長の意味


「特徴」と「特長」は、いずれも対象の目立つ点を指す言葉です。

特徴の意味


特徴には他と比べて特に目立つという意味があります。良し悪しは関係無く、他よりも際立っている事をあらわしています。

徴とは


特徴の「徴」の字。この漢字には「しるし・あかし」という意味があります。

このことから特長は「特に目立つしるし」となりますので、他のものと区別するためのポイントを指し示す言葉というのがわかります。

特長の意味


特長には他よりも優れている点という意味があります。

長とは


特長の「長」には「長い」という意味だけでなく「すぐれている」という意味もあるので、”特に優れている点”をあげる時に使われる言葉となっています。

特徴と特長の違い


特徴は目立つ点を、特長は優れた点をそれぞれ意味します。

両方とも”他とは違う”という意味合いですが、特長の場合は”他より良い点”を指す言葉なので明確に違う単語です。

同じ言葉でも「特徴」と「特長」で印象が変わる!


彼のトクチョウは長い手足だ。

この言葉に「特徴」を当てはめた場合、彼があくまでも足が長いという外見を取り上げている文になります。

それに対して「特長」を当てはめた場合は、彼の長い手足は素晴らしい!ということを表現しています。もしかしたら彼はその長い手足を活かしたスポーツ選手やモデルなのかもしれません。

このように特徴と特長を使い分けることで、同じ文章でも印象が変わリますので、使い分けはやはり大事ですね。



特徴の類義語


“他より目立つこと”を意味する「特徴」の類義語をご紹介します。

特質


「特殊な性質」を意味し、それだけが持ち他には無い性質をあらわします。

【使用例】
イギリス文学の特質を彼は一冊の本に纏めた。

特有・独特・独自


「他には無く、特別にそれだけが有しているもの」を意味しています。

【使用例】
この祭りは土地特有の風習だ。
彼女の作品には独特の雰囲気がある。
彼は独自の立場から発言した。

特殊


「通常のものとは異なっていること」を意味する特殊は、全般に言えることではなく一部や限定的なものにのみいえることを指す際に使われます。

【使用例】
それは特殊は例であって、通常のことではありません。

特長の類義語


“他よりも優れていること”をあらわす「特長」の類義語をご紹介します。

長所・美点


長所や美点には「よい点・優れている点」という意味があります。

【使用例】
彼の長所(美点)は笑顔を絶やさないことだ。

特色


「他より目立つ点」を意味する特色は、特に他よりも優れている箇所を強調する際に使用されます。

【使用例】
この新機能がこの商品の特色だ。

取り柄


長所や美点と同じく「よい点・優れている点」を意味しますが、取り柄の場合は特に優れた一点を強調して表現される際に用いられます。

【使用例】
元気なのが自分の取り柄です。

まとめ


「特徴」と「特長」は紛らわしいほどに似たような言葉ですが、意味を厳密に見ると「特徴はただ目立つ点」、「特長は目立つほど優れている点」を意味しています。

「長いつながりで特長は長所の意味」と覚えておくと、混合しないで使い分けができそうですね。
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