味のない「水」になぜ賞味期限があるの?その理由にビックリ! | FUNDO 味のない「水」になぜ賞味期限があるの?その理由にビックリ! – FUNDO

味のない「水」になぜ賞味期限があるの?その理由にビックリ!

2020.7.12

ミネラルウォーターを購入するのは、日本でも当たり前の光景になりましたよね。

そんなミネラルウォーターのボトルを、みなさんぜひ確認してみてください。どこかに賞味期限が記載されていませんか?

「お水って腐ったり傷んだりするの!?」と思ってしまいますが、なぜ水に賞味期限が設定されているのでしょうか!?

そもそも賞味期限とは


賞味期限について、詳しく知らないという人もいるでしょう。まずは賞味期限とは何ぞや?というところから解説します。

賞味期限はおいしく食べられる期間の目安


賞味期限とは、美味しく食べることのできる期限を指します。

つまり、賞味期限切れになったものを食しても決して危険とは言い切れません。わずかに賞味期限を過ぎている程度なら、捨てるのはもったいないですね。

しかし、月単位などあまりに長期の時間が経過している状態なら、少し慎重になったほうがいいですよ。

大切なのは保存方法


賞味期限のほかに、食品や飲料には保存方法が記載されています。

賞味期限とは、その保存方法に従って保管されていることを前提にしています。

もし適切に保存されていなければ、賞味期限前の商品でも傷んでいる可能性があります。



水に賞味期限がある理由


水はそもそも無味無臭ですよね。

味の損なわれる賞味期限は一見すると関係ないのでは?と思いますが、水に賞味期限をつけているのにはきちんとした理由がありました。

ペットボトルの水は傷むわけではない


まず大前提として、ミネラルウォーターのようにペットボトルの中に入っている水は正しく保存されていれば、傷むことはまずありません。

ミネラルウォーターは製造過程で、ろ過や加熱をされています。そのため、雑菌は徹底して取り除かれています。

雑菌が一切含まれていないので、腐敗することはありません。

未開封で高温高湿のところを避ければ、何年でも持ちます。実際、備蓄用の5年保存の利く水も販売されているほどですよ。

ただし、開封すれば話は別です。

それは、外部から雑菌が入り込む恐れが出てくるからです。いったん開封したら、速やかに飲み干してしまったほうがいいですね。

開封後は賞味期限が来る前に傷んでしまいますので、なるべく早く飲んでしまいましょう。

賞味期限があるのは量が減るから!


傷むことのない水なのに、なぜ賞味期限があるのでしょうか?

それは計量法が関係しているからです。表示されている内容量と実際の量は、同じにしなければならないという決まりが計量法です。

長期間ミネラルウォーターを放置すると、その計量法違反に問われる可能性があるのです。

ペットボトルは未開封であれば、密閉されているため外部から雑菌が入ることはまずありません。しかし、容器そのものには通気性があります。

このため、長期間放置していると内部の水が徐々に蒸発していくのです

すると、例えば2リットル容器に入っている水でも、実際に入っている量は2リットルより少なくなるわけです。

計量法上、表示されている内容量と実際の量の差は2%以内と決められています。

2リットル容器で水分が蒸発し、40ml以上減少すると計量法違反になってしまいます。そうならないために、期限を賞味期限として記載しているのです。

水の賞味期限は、美味しく飲める期間を表しているわけではありません。計量法違反にならない期間を示しているのです。

賞味期限が切れた水は飲んでもいい?


水の賞味期限は、計量法に基づく措置です。よって賞味期限が切れても、水が傷んで飲めなくなるわけではありません。

特に未開封の水であれば、雑菌が入っていないので品質劣化は起きていないと考えられます。賞味期限が過ぎていても、飲んで問題はないでしょう。

ただし、保管が正しく行われていることが前提ですよ。

直射日光の当たる場所や高温高湿の場所で保管されていた場合には、注意が必要です。

水が傷んだり腐ったりしていれば、味や臭いでおかしいと感じるはずです。心配であれば、少し飲んでみて問題ないか確かめてみましょう。

試飲するのも怖い場合は、災害時のトイレを流すための水にしたりして飲料用以外に使う方が安全かもしれませんね。

賞味期限に関する豆知識


そしてここからは、知って得する賞味期限の豆知識について2つご紹介しますね。

賞味期限が無い食べ物もある


水にさえ、賞味期限があるくらいです。どんな食べ物や飲み物にも、賞味期限が設定されていると思っていませんか?

実はそれは勘違いで、世の中には賞味期限のない食べ物もあるのです。

皆さんに馴染みのあるもので言えば、「アイスクリーム」ですね!

アイスクリームは基本的に冷凍保存するので、雑菌などが繁殖することがありません。

そのため品質の劣化が進みにくく、腐るリスクも少ないので、マイナス18℃以下という保存上の注意を守ることを前提にして、賞味期限の記載は必要ないとされています。

ただし、美味しく味わいたければ、できるだけ早く食べたほうがいいですね。大体、購入してから1ヵ月以内が美味しく食べられる目安ですよ。

とはいえ、すべてのアイスクリームに賞味期限が書かれていないというわけではありません。

メーカーによっては自主的に美味しい期間の目安として、賞味期限を記載していることもあります。

消費期限との違い


賞味期限と消費期限を混同している人は多いと思います。似ているようで両者は全く違います。

賞味期限は、美味しく食べられる期間です。一方の消費期限は、安全に食べられる期限です。

賞味期限を過ぎたものを食べても、多少味の変化が起きている可能性はありますが、健康上問題の起きる可能性は低いです。

しかし、消費期限切れになったものは、腐ったり傷んだりしている可能性が高いので食べないほうが賢明ですよ。

一般的に賞味期限は傷みにくい食品に表示されます。消費期限の場合は、生菓子や生麺のような製造してから5日以内で劣化する、足の早い食品に記載されるのが一般的ですね。

まとめ


水に賞味期限があるのは、意外な気がしたかもしれません。しかし、これは計量法上の問題で、味が劣化したり傷むというわけではないようです。

水は未開封であれば、腐ったり劣化したりしにくい飲み物ですが、正しく保存されていることが前提なので、保存方法を確認して自宅で保管しましょうね。
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