ボールペンや演歌も!?普段使っている意外な略語一覧!

普段使っている言葉の中には略語がたくさん存在します。
「略語なんて若者が使い言葉だ」と思っているそこのあなたも、もしかしたら知らないうちに略語を使っているかもしれません!

意外なことにボールペンや演歌だって略語ですし、その他にも日常会話の中に略語が溢れているのです。
そこで、ここではそんな略語の一部をみなさんにご紹介します!

意外と知らない略語

 

略語は、正式名称などを短くしている名称や言葉です。
例えば、パソコンやスマホも立派な略語です。

ここからは、それぞれのジャンルに分けて略語をご紹介します!

むしろもう略語が正式名称

 

略語の中には略語自体が正式名称として使われているものもあります。

切手

切手は「切符手形」の略語です。
すでに切手という言葉が全国的に定着しており、わざわざ切符手形と言う人はいませんよね。

もともと切手とは切符の手形のことだったのです。

演歌

演歌は「演説歌」の略語となっています。
演歌はすでにテレビでもラジオでも広く使われている言葉で、それ自体が正式名称となっています。

経済

経済は「経世済民」の略語です。
経済もすでにそれ単体で意味が広く知れ渡っており、逆に経世済民とわざわざ報道の中などで用いていることはまず無いですよね。

ボールペン

ボールペンは「ボールポイントペン」の略語となっています。
ペン先に入っているボールが転がることによってインクが出るという仕組み自体が名前の由来となっています。

食パン

朝食などで食べられている食パンは「主食用パン」の略語です。
ということは、食パンはおかずにならない、ということになりますね。

おなら

おならはもともと「屁を放る」という言葉でした。

それが下品な表現とされたため、鳴らす行為そのものに「お」をつけて「お鳴らす」という上品な言い回しにしたという歴史があります。
その「お鳴らす」の「お鳴ら」部分だけが定着し、おならという言葉が普及したと考えられています。

教科書

学校で使う教科書は「教科用図書」の略語です。
教科書でも十分に意味が通じるので教科用図書という言葉は使われなくなっています。

外国語を略したパターン

 

略語には、外国語を略したものもあります。

ペペロンチーノ

ペペロンチーノは「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」の略語です。
イタリア語では「ペペロンチーノ」単体だと唐辛子という意味になるため料理名としては通じません。

ピアノ

ピアノは「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」の略語となっています。
弱い音から強い音まで出せるチェンバロという意味があるのだとか。

コンパ

コンパは「コンパニー」の略語です。
英語で会社などを意味する「company」が持つ交際や交友、会合などが由来となっていると言われている他、ドイツ語で仲間を意味する「kompanie」から来ているとも言われています。

ピアス

ピアスは「ピアストイヤリング」の略語となっています。
英語で突き刺すという意味を持つ「pierce」と耳飾りを意味する「earring」が融合したものです。

リストラ

リストラは「リストラクチャリング」の略語です。
日本ではクビにする行為そのもの、もしくはその通告を意味することが多いのですが、本来はそういう意味ではありません。

語源である「restructuring」には再構築という意味があり、やむを得ずに悪い方向に転がってしまう状況を意味します。
ちなみにクビにすることは英語で「fired」と言います。

アルファベット頭文字パターン

 

略語には、アルファベットの頭文字を取って作った造語となっているものもあります。

レーダー

レーダーはラジオディテクションアンドレンジングの頭文字の略語です。
英語では「Radio Detection And Ranging」と表記し、その頭文字「RADAR」を使ってレーダーと読みます。

レーザー

レーザーはライトアンプリフィケーションバイスティミュレイテッドエミッションオブラジエーションの頭文字の略語となっています。
「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation」と表記するその言葉の、頭文字「LASER」を使ってレーザーと読みます。

おまけ

 

その他にも略語として使われている言葉も多いので、ここから少しだけご紹介します。

UFO

未確認飛行物体のUFOは皆さんご存知だと思いますが、実はカップ焼きそばのUFOも略字ということはご存知でしょうか?
日清から発売されているカップ焼きそばのU.F.O.は「うまい(Umai)、太い(Futoi)、大きい(Ookii)」の略なんですよ!

DHC

健康食品などで有名なDHCは、「大学翻訳センター」の略語です。
これはローマ字と英語の「Daigaku Honyaku Center」を略した形式となっています。

DHCは化粧品や健康食品としてのイメージが強いのですが、実は大学の研究室向けに洋書の翻訳を行う業務の行っていたことから来た社名になっています。
ちなみにDHCでは現在でも翻訳業務はやっているのだそうです。

モスバーガー

大手ハンバーガーチェーンのモスバーガーは、「マウンテンオーシャンサンバーガー」の略語です。
それぞれの頭文字「Mountain=M」「Ocean=O」「Sun=S」をとってモスバーガーにしたんだとか!

ピカソ

ピカソの本名は「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアノ・デ・ラ・サンテシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」です。

まとめ

世界には略語が溢れていて、日本だけでも相当な略語が定着しています。
普段使っている言葉の中にも、意外な略語が隠れているかもしれません。

会話する際や文章を書く際には、今一度言葉に注目してみてはいかがでしょうか?

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