日本全国に広がりを見せている新型コロナウイルス。様々な対策がとられると同時に、不安が募る国民の精神状況につけこんだ悪質なデマも拡散されています。
中でもトイレットペーパーやティッシュペーパーはマスクと同じ原料であるとし、「買いだめしておけ」等と呼びかける投稿が拡散。一部地域のドラッグストアなどでは同商品が品切れになる事態となっています。
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供給力、在庫は十分にあります
こうした事態を受け、経済産業省の公式Twitterアカウントが、日本家庭紙工業会が発表した内容をツイートしています。
日本家庭紙工業会からトイレットペーパー・ティシューペーパーについてのお知らせがありました。
原材料調達については中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています。https://t.co/4qiYZZXaoL pic.twitter.com/RwGIeJi6pE— 経済産業省 (@meti_NIPPON) February 28, 2020
▼こちらが記載されている内容です。
・トイレットペーパー、ティシューペーパーについてはほとんど国内工場で生産されており、新型コロナウイルスによる影響を受けず、現在も通常通りの生産・供給を行っております。また原材料調達についても中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています。
・現在、一部地域では一時的に購入しにくい状況となっておりますが、物流が整い次第、消費者の皆様のお手元に届くようになります。どうぞご安心ください。
これを見ると、拡散されていた情報が信憑性のないものだったということが分かりますよね。
飛び交う情報を見定めること
新型コロナウイルスの拡散とともに、仕事、学校、家事をはじめ、娯楽など日常生活にも様々な支障が出てきています。
今後も国民の不安に乗じて様々な不確定な情報が拡散されることが予想されますが、一人一人が情報の出どころなどをしっかりと見定めて冷静に対応することが求められます。
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出典:Twitter(@meti_NIPPON)