『新型コロナで日本がやってる事』をめちゃくちゃ噛み砕いて表現した漫画が話題に

日本のみならず世界中の大問題となっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。連日、新規感染者の報告や各方面での混乱ぶりが伝えられるなど、多くの人がこの問題に対する情報収集に明け暮れているかと思います。

しかし報道ではオーバーシュートやクラスター、ロックダウンなどといった聞き慣れない単語が飛び交い、また、これまでになかったウイルスなだけにその対策に関する情報も錯綜している感があります。

そんな中で今回ご紹介するのは、新型コロナウイルスに対して日本がやっている事を、噛み砕いて表現した漫画です。

素人文系が噛み砕いて描いてみた

その漫画を描いたのは、広告マンガ制作の仕事をされている、つかはらゆきさん。早速ですが、こちらをぜひご覧ください!

確かに専門家の会議が中継され、様々な対策についての情報が発信されていますが、例えばクラスター対策の説明を聞いてみても、「いまひとつ頭に入ってこない」「なんとなくは理解したけれども・・・」という方も中にはいらっしゃるかもしれません。

漫画の中では、そのような多くの人が疑問とされていることを、質問形式で分かりやすく表現されていますよね。

また、クラスター感染が発生する場所として、「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発声をする密接場面」が挙げられていますが、それについてもイラストで表現されているため、視覚的に理解しやすいと思います。

専門家がまとめた漫画ではないこと

つかはらさんは専門家の方ではなく、あくまでも「厚生労働省と専門家会議会見の内容」(以下の資料や映像)をもとに今回の漫画を制作されています。

漫画の内容は3月23日までの情報に基づいて、24日に制作されたそうです。そのため、3月25日以降の東京都知事会見をはじめとした内容については、漫画には反映されていないとのこと(今後の動きにより、追加制作される方向で考えているそうです)。

また、この漫画に対してフォロワーから「5人に1人」という部分に多くの指摘があったようで、つかはらさんは以下のように述べられています。

ご指摘の多い「5人に1人」は、記載の根拠として3/2の専門家会議会見、理解の助けとして尾身教授と山中教授の対談動画を基にしています。 感染能力がないのか「結果的に5人に1人しか感染させてない」のか。そこについては私の実力不足で表現ができていません。 
 
この「5人に1人」で伝えたかったことは全員が感染させてはいない、局所的な感染だという内容で、それに対して策を講じているということです。

一人一人の意識が大切

まだまだ気を抜けない状況が続くと見込まれ、政府や各自治体からは今後も様々な政策の発表があるかと思います。それらに従いつつも、一人一人がこの問題に対して意識を高く持ち、前述したクラスター感染がしやすい環境に出向かないことが大切だと思います。

そして、うがいや手洗い、消毒といった予防対策を日々続けていくこと。この難局を乗り切るためには、皆で力を合わせなければなりません。

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出典:Twitter(@yucky1313)

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