アザレアとはどんな花?その花言葉は浪費家や大酒飲みに贈りたくなるものなのです!!

アザレアはその美しさから日本でも愛され、贈り物の花としてはもちろん、園芸などにも用いられる花です。
そんなアザレアには、意外ながら浪費家や大酒飲みに贈るのにぴったりな花言葉があります。

そこでここでは、アザレアとはどんな花なのか、そしてそれぞれの色が持つ花言葉について見ていきましょう。

アザレアとは?

 

アザレアは、ツツジ科ツツジ属に分類される植物です。
別名として「アゼリア」と呼ばれることもある他、日本ではヨーロッパから渡ってきたということもあり、「セイヨウツツジ」や「オランダツツジ」と呼ばれることもあります。

ここからはそんなアザレアの特徴や開花時期、原産、名前の由来について見ていきましょう。

特徴

アザレアは、主にピンクや紫の花を咲かせます。

ツツジ属の花の多くと同様に、山間部の尾根や岩場、里山の雑木林、草原などで咲きます。
日本でも条件が揃えば美しい花を咲かせてくれることから、庭園などで育てられたり、場所によっては自生している姿も見ることができます。

また、挿し木などで簡単に殖やすことができるため、日本の一般家庭で育てられていることも多いですね。

なお、他のツツジ科の植物と同じで有毒の植物となっています。
中毒症状としては嘔吐や痙攣の他、重症となると昏睡状態に陥ることもあります。

開花時期

アザレアの開花時期は春の4月~5月です。
とはいえ、品種が豊富なツツジ科の植物ということもあり、中には11月~2月に咲く品種もあったりします。

市場に出回るのは11月~6月前後となっており、冬から夏にかけて鑑賞を楽しめる花とも言われています。

花持ち期間は5日~7日前後であること、寒さに弱いため、長く育てるためには環境を整えることが必要ということは飾ったり育てる際に重々承知しておいたほうがいいかもしれません。

原産

アザレアの原産は日本、中国、台湾となっています。
主にアジアで見られ、西洋で品種改良された一種が再び日本に入ってきたこともあるようです。

また、日本では新潟県などで品種改良が盛んに行われており、毎年のように美しいアザレアが見られます。

花の名前の由来

アザレアという花の名前は、ラテン語で"乾燥"を意味するアザロアという言葉から来ています。
これはアザレアが乾燥した土地で育ちやすいことに由来しているそうです。

アザレアの花言葉

 

アザレアには面白い花言葉が付けられています。
花言葉というとポジティブな言葉が多いですが、アザレアには一癖ある面白い花言葉もあるのです。

全体的な意味の花言葉

アザレアの全体的な花言葉は、主に「節制」「禁酒」「恋の喜び」の3つです。

節制や禁酒というように、人間の欲望を我慢させるような花言葉が付けられています。
そのため、浪費家や大酒飲みに贈るにはぴったりの花だと言えますね。

その一方で、恋の喜びというロマンチックな花言葉もあるため、アザレアは花言葉に二面性を持っていると言えるでしょう。

色による花言葉

全体的なアザレアの花言葉だけでなく、色による花言葉の違いもあります。

赤いアザレア

 

赤いアザレアには「節制」という花言葉があります。

ついつい消費することがやめられないという人にはぴったりの言葉です。
節約をしたいと思っている人に贈るのも良いかもしれませんね。

白いアザレア

白いアザレアには「あなたに愛されて幸せ」「充足」などの花言葉があります。
純白のアザレアが何もかも満たされているような姿に見えることから、このような花言葉が付いたと考えられます。

我慢というよりは「もう十分に満たされているでしょ」という意味の花言葉となります。
そのため、強欲な人に贈るのにピッタリかもしれませんね。

ピンクのアザレア

 

ピンクのアザレアには「青春の喜び」という意味があります。
その儚くも力強い色合いは、心も身体も成長していく青春時代にぴったりな花言葉だと言えるでしょう。

アザレアとツツジは同じ花?

 

日本のツツジは古くから園芸品種として交配されてきたことから、数多くの美しい品種があります。
そのため、ツツジの中にはアザレアと呼ばれる品種も存在します。

ツツジ科の花は世界でも約600種類以上あり、日本だけでも40種類以上あるそうです。

アザレアはツツジの一種

ツツジはツツジ科ツツジ属の植物の総称なのに対し、アザレアはツツジ科ツツジ属の植物の一種となっています。
つまり、大きなカテゴリーとしてツツジがあり、その中にアザレアがあるという事になります。

アザレアはベルギーで改良された台湾の花

アザレアはもともと台湾の花だと言われています。
かつてタイワンツヅジという品種をベルギーのプラントハンターが国に持ち帰り、複雑な交雑を繰り返して園芸品種群として改良していったそうです。

それが後々に日本にも輸入され、アザレアとして広まりました。
海外ではツツジ類を総じてアザレアと呼ぶため、日本でもアザレアとして広まることになったようです。

ただし、ヨーロッパに持ち込まれて品種改良されたものと、日本で咲いていたものや品種改良したツツジを区別するために、アザレアのことはベルギーアザレアと呼ぶのが正式名称だと言われることもあります。

まとめ

アザレアの花言葉は節制や禁酒など、人間の欲望を抑えるために付けられたような言葉が多いですね。
身近に浪費家や大酒飲みがいる人は、そっとアザレアを渡して「花言葉を調べてごらん?」と伝えてみるのも・・・いいかもしれませんね。

しかし、その一方でロマンチックな花言葉もありますよ!

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