新型コロナウイルスの影響により、生活の様々なところに問題が出てきています。外出自粛が長引いていることで、牛乳や乳製品の需要が減少してしまっていることもそのひとつですね。
そんな中で、JA全農と農林水産省は乳製品の購入を促すため、消費者に需要減少の危機を知らしめるツイートをしています。
目次
単独で味わっている場合ではありません
日頃から日本の国産農畜産物や、各地域の特産品にまつわるおいしい情報を投稿しているJA全農 広報部の公式Twitterアカウント。
牛乳やヨーグルトをはじめとした乳製品を普段よりも多く購入してほしいという願いを込め、それらを使用して作るラッシーのレシピを投稿。たどたどしい言い回しではありますが、切実な気持ちが伝わってきます。
(……きこえますか…みなさん… 全農です… 今… お買い物をしている…あなたの…心に…直接… 呼びかけています…牛乳と…ヨーグルトを…追加で…買うのです…その2つと…お砂糖を混ぜて…ラッシーを…作るのです…おいしくて…大量に飲めます…単独でだけ…味わっている…場合では…ありません…) https://t.co/QbZKNOpAJf pic.twitter.com/Q2k1bOyPcs
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) April 22, 2020
単に牛乳とヨーグルトを買ってくださいと伝えるのではなく、砂糖も合わせて混ぜることで、美味しいラッシーを作りましょうと呼びかけてくれています。
苺のラッシーも作ってみたり、アレンジするのも楽しそうですね!
「プラスワンプロジェクト」を開始!
一方、農林水産省はTwitterで、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」を開始したことを告知しています。
【お知らせ】需要が減少している牛乳乳製品の消費拡大を図るため、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」を始めました。https://t.co/bouXO1gTOF
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) April 21, 2020
生乳は、乳牛の病気を防ぐため毎日搾乳する必要があり、生産量を短期的にコントロールできません。給食の停止、外食の自粛等で牛乳・乳製品の需要低迷が続けば、搾った乳を捨てたり、最悪の場合、牛を減らさなくてはなりません・・・
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) April 21, 2020
搾った乳を捨てるだけでなく、最悪の場合は牛を減らさなくてはならないとのこと・・・。非常に切実な問題です。
春先に出産をした牛の乳量が最も多くなる、6月までの生乳生産のピークを乗り切ることができれば、この危機を回避することができそうなんです。 pic.twitter.com/mTJU1UcqOj
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) April 21, 2020
お買い物の際に牛乳やヨーグルトを普段より1本多く購入いただきたく、ご協力お願いいたします。毎日牛乳をモ~1杯、育ち盛りはモ~1パック。#プラスワンプロジェクト #牛乳https://t.co/xudftISbzx
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) April 21, 2020
育ち盛りの子供たちにとって、牛乳を飲むことは大切なことですよね。家庭でも飲ませているという方もいらっしゃるかと思いますが、給食に接する機会がなく、牛乳を飲む機会が減った子供も多いのではないでしょうか。
普段よりも牛乳やヨーグルトを1本多く消費するためのプラスワンプロジェクト。子供たちの健康のためにも、同製品の需要減少のピンチを救うためにも、少しずつでも協力していきたいですね。
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出典:Twitter(@zennoh_food) / Twitter(@MAFF_JAPAN)