
新型コロナウイルスの影響を受けて仕事がリモートワーク化した方の中には、いつもとは違う環境での作業に集中力が続かなかったり、やる気が出ないという方もいるかと思います。
しかし一方で、リモートワーク化が素晴らしい効果を生んでいるケースもあるようです。
作家の岸田奈美(@namikishida)さんは、アスペルガー症候群の友人がリモート化により仕事の成果が炸裂していることをTwitterで明かしています。
適材適所ってこのこと!
以前FUNDOでは、半身麻痺で両足が不自由でありながらも、両手だけで車をバリバリ運転する岸田さんのお母さんについてご紹介しました。
両足が使えなくても、両手だけで車をバリバリ運転!一連の動作と素敵な姿に多くの反響
そして今回は、岸田さんの友人のお話。
コミュニケーションが苦手で会社でも居心地悪く感じており、いつも疲れきっていたという岸田さんの友人は、勤め先が完全リモート化で成果主義になったことで、このような効果があったそうです。
アスペルガー症候群の友人がいるんだけど、コミュニケーションが激苦手で会社でも居心地悪いらしく、いつも疲れきってたけど、勤め先が完全リモートワーク化で成果主義になったため、遮断された環境で長時間のド集中&同僚全員総ナメにする成果が炸裂してるらしく、いいぞもっとやれ!!!と思った。
— 岸田奈美| キナリ (@namikishida) April 17, 2020
これぞ「適材適所」ですよね。
人とコミュニケーションを取りながら仕事することが刺激やエネルギーになったり、良いアイディアを生んでくれるという人もいれば、一人黙々と集中して作業することが得意な人もいて、自分のベストパフォーマンスが発揮できる働き方って一人ひとり違いますよね。
だからこそ、その人の個性や得意なことを活かせる働き方ができることが本人にとっても一番ですし、会社にとっても有益なはず。岸田さんの友人は同僚全員を総ナメにする成果を炸裂させているとのことですが、きっと気持ちの面でものびのびと心地よく仕事されているでしょうし、これを機に会社が継続してリモートワークを許可してくれることになったら良いですね。
また、「能力に凹凸がありすぎる天才や面白い人がいかに働きたくなる会社が、これからグングン伸びると本気で思っている」と話す岸田さん。
人によって得意なことも苦手なこともそれぞれだし、仕事できる人もできない人もいるだろうけど、能力に凹凸がありすぎる天才や面白い人がいかに働きたくなる会社(働き方が多様、同調圧力がない、理解や配慮があるが特別扱いはしないとか)が、これからグングン伸びると本気で思っているよ。
— 岸田奈美| キナリ (@namikishida) April 18, 2020
岸田さんの仰る通り、そういう会社がこれからの時代でどんどん飛躍しそうな気がします。
そして現在の新型コロナウイルスによるリモート化が、社会全体で個性や多様性を認める働き方の見直しに繋がることぜひ期待したいですね。
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出典:Twitter(@namikishida)