猫のひげを切ってはいけない理由とは?実は高性能センサーだった

猫にとってひげはとても大切で、引っ張ったり、切ったりしてはいけないと言われています。

では、なぜ切ったり、引っ張ったりしてはいけないのでしょうか?

実は猫のひげは高性能センサーとも言われているんですよ。今回はそんな猫のひげの不思議についてまとめてみました!

猫のひげは高感度センサー

「猫のひげは切ってはいけない」という風説を聞いたことがある人もいるでしょう。

このように言われるのは、猫のひげは高感度センサーだと言われているからなのです。

猫のひげは、周囲の情報をキャッチする大切なセンサーの役割を果たしています。

ひげの位置は?

猫のひげは、こちらの4ヶ所にあります。

・口の左右
・両目の上
・両側の頬
・あご

顔にあるヒゲは口周りだけのイメージが強いですが、目や頬にも生えているんです。

ひげは水平に4段並んでいて、上2段と下2段のひげは別々に動かすこともできます。顔にあるヒゲの先端を線で結ぶと丸い円になりますよ。

また、口の両側に生えているヒゲは、体の幅以上に伸びています。

実は脚にも!

実は、猫のひげは顔周りだけではなく、なんと脚にも生えているのです。

前脚の後ろ側にも生えていて、このひげも顔と同じように敏感に反応します。顔や前脚など体全体のひげの数は50~60本にもなります。

猫はひげで幅を測る?

猫のひげの根元には神経と血管が通っていて、ひげが何かに触れると神経を通り、その情報が脳に運ばれて「何かがある」と感知します。

猫はひげを使って、自分が通れるかどうか測っているという説は有名ですよね。

また実はそれだけではなく、様々なことに役立っている猫のひげ。一体どのような役目があるのでしょうか?

距離を測る

猫がひげを使って距離を測っているというのは有名な話ですよね。

ひげの根元である毛根部分には分泌液が満たされていて、そこにはたくさんの神経が集中しています。

そのため、ひげの先端が壁などの障害物に触れるとすぐに反応でき、体をぶつけずに狭い通路をくぐり抜けることができます。

空気の流れを感じ取る

猫のひげは風向きや空気の流れを感じ取るセンサーとしても働きます。繊細なひげに風が当たると、どこから風が吹いてくるのかすぐに察知できるそうです。

風の方角が分かることで、どの方向に逃げたらいいのかを瞬時にキャッチできます。

また、獲物が動き回った時にできる風の流れも読み取ることができるので、獲物を追跡する時にも役立ちます。

湿度を測る

猫のひげは湿度計としても活躍します。低気圧が近付いて湿度が高まると、ひげは水分を吸って張りがなくなります。

張りがなくなると、感知する機能が弱まるため、生活上支障が出ることも…。

猫は湿気によってひげの張りがなくなるを防ぐため、ひげを丁寧に洗い整え、張りを失わないように維持しているのです。

昔から「猫が顔を洗えば雨が降る」といわれていますが、これは低気圧が近付くことによる湿気で垂れてしまったひげを整えている姿からいわれるようになりました。

感情を表す

猫はひげで気持ちや感情を表します。何か興味がある時には、ひげは前に向きます。

逆にびっくりして慌てたり、恐ろしく感じたりした時には、ひげは後ろを向き頬にくっつけます。日向ぼっこをしている時などリラックスした状態のとき、ひげは下を向いていますよ。

このように様々な役目のあるひげは、猫にとってとっても大切なものなのです。

猫のひげは切っちゃダメ!

猫のひげは空気の流れを読んだり、獲物などの動きをつかんだり、暗い場所でも周囲の状況を察知できる機能があります。

しかし、ひげを切ってしまうと平衡感覚が鈍ってしまい、フラフラして壁や物などにぶつかりやすくなってしまうでしょう。

猫はひげがないと、暗い場所や狭い場所を通る時に不安を感じてしまいます。また感情表現も十分にできなくなるので、猫のひげは切ってはいけません。

実は抜けたひげは縁起物

黒猫は「厄除け」、三毛猫や招き猫は「金運」を運んでくれるといわれていますが、実は猫のひげも縁起物だといわれています。

抜けた猫のひげは日本では「金運」、ヨーロッパでは「恋愛運」に良いとされているそうです。

ただしお守りにすることができるのは「自然に抜けたひげ」のみ。無理に抜いてしまっったり、切ったりしたひげでは縁起物にはなりません。

まとめ

猫のひげは高性能センサーといわれており、平衡感覚を保つ、距離を測る、空気の流れを読む、湿度を測る、感情表現など様々な機能を持っています。

そのため、猫のひげを切ってしまうと、猫は暗がりや狭い場所で動きづらくなり、感情表現もできなくなります。

猫のひげは神経がたくさん通っている敏感な部分なので、むやみに触らず、間違っても切ったり抜いたりしないようにしましょう。

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