新型コロナウイルスの影響で、続々と中止が決まっている花火大会。夏の風物詩を堪能できないなんて寂しいかぎりですよね。
そんな人々の憂鬱な気持ちを吹き飛ばそうと立ち上がったのが、日本全国の花火師たち。悪疫退散祈願を込めた花火が日本全国の夜空を彩りました。
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自宅で花火鑑賞
企画名は「Cheer up!花火プロジェクト」。その名の通り、花火で元気づけようという主旨です。元々、花火のルーツは悪疫退散祈願と言われていたともいいます。
同プロジェクトの公式アカウントでは参加業者の一覧が事前に発表されていました。これだけ多くの業者が参加を表明されていることに感激します。
観賞する場所として求められていたのは自宅。3密を避けるためには致し方ありませんが、この時期に花火がサプライズ(打ち上げ場所が非公開)で見られるなんてワクワクしますよね。
日本全国の夜空に大輪の花が咲く
花火は6月1日の20時から約5分間にわたって日本全国各地で打ち上げられ、花火を写真や動画でおさめた方々が次々にSNSに投稿していました。
埼玉の秩父で撮影された花火
夜空を鮮やかに彩る花火が、幻想的な世界観を創出しています。水田越しに見る花火も素敵ですね。
滋賀県甲賀市
こちらは、滋賀県甲賀市にある水口乗馬クラブから撮影された花火です。
栃木県の日光
栃木の日光にある鬼怒川温泉でも美しい花火が上がっています。
一足早く夏が訪れた感覚になりますよね。
北海道北見市
北海道の北見で、近距離から撮影された花火。
こうして見比べると、それぞれの地域に特色がありますね。
鹿児島県の志布志市志布志町
鹿児島の志布志市志布志町でも花火が上がりました。投稿者さんも、まさかここで上がるとは・・・という心境を表しています。
茨城県土浦市
こちらは茨城の土浦。水に映る花火も美しいです。
東京の隅田川
東京の隅田川でも花火が上がりました。桜橋の辺りから上がっていたそうです。
大阪の舞洲
そしてこちらは大阪の舞洲。撮影者の方から随分と近い場所で打ち上がっていたそうです。ほぼ真上で花火が上がっています。
日本全国が笑顔に
花火を見ているとワクワクすると同時に、心がほっと癒されていくものですよね。
長い自粛生活で不安やストレスを抱えている人が多い中、ひとときとはいえ、心が晴れたという方も多かったのではないでしょうか。
また、時間が5分間といえども、日本全国各地で同時に花火が上がるという夢のような出来事。こんな状況だからこそ実現した素敵なアイディアだったと思います。
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出典:Twitter