睡蓮の花言葉はなに?水面に咲く姿が美しい睡蓮の花言葉はその咲き方に由来する

睡蓮は日本らしさ溢れる綺麗な花ですよね。そんな睡蓮にはどんな花言葉がついているのかご存知ですか?

実はその花言葉の理由を聞けば納得のものとなっているんです。今回は睡蓮について花言葉と共にご紹介していきたいと思います!

睡蓮とは?

睡蓮は、スイレン科スイレン属に分類される抽水植物です。

主に水底の土壌にある根から水分を吸収し、水面や水上に花を咲かせる植物となっています。

特徴

睡蓮は水中にある土や泥に根を張り、そこから長い茎を伸ばして水面や水上に花を咲かせる花です。

生育状況によって変わりますが、葉は水中にある、もしくは水面に浮いています。

花びらは王冠のように規則性を持って放射状に広がっているのが特徴で、水鏡に反射する姿が美しい花です。その色は白・赤・ピンクが主流となっています。

品種によっては黄色や青色の花を咲かせるものもあり、多種多様な美しさを見せてくれる花でもありますね。

また、稀に葉にも赤紫の斑点が入ったり、葉自体が赤紫になることもあるようです。

開花時期

開花時期は睡蓮の種類によって違ってきます。

温帯睡蓮と呼ばれる種は5月~10月まで断続的に咲くのに対して、熱帯睡蓮という種は7月~10月まで断続的に咲くそうです。

どちらもベストシーズンは夏の初旬〜中旬にかけてで、特に8月には美しい睡蓮を眺めることができます。

原産・分布域

睡蓮の原産地は、世界中の温帯地域です。日本でも、自生している温帯睡蓮を見ることができます。

熱帯睡蓮であれば、熱帯地域のアジアなどで広く見られます。

熱帯地域に咲く熱帯睡蓮は、アフリカやオーストラリア、南米などにも分布しています。

蓮との違い

睡蓮も蓮も抽水植物ということなので、見た目の共通点が多いところからついつい同じ植物のように思ってしまいがちです。

事実、睡蓮も蓮も、葉が丸いという点まで共通しています。ところが、その葉にこそ違いがあるのです!

睡蓮の葉は切れ込みがあるのですが、蓮の葉にはその切れ込みがありません。これが大きな違いと言えるでしょう。

また、睡蓮の葉は赤紫など様々な色があるのに対して、蓮の葉は原則として緑色しかありません。

その他の違いとしては、葉が浮くか立つかにあります。睡蓮は浮き葉なのに対して、蓮は立ち葉です。

最初は共に水面に浮かぶ浮葉なのですが、蓮の葉は成長するに従い、水上に葉が立つように茎が伸びていきます。そして葉が水上に立つのに伴い、花も水面ではなく、水上で咲くようになります。

葉に切れ込みがあるのが「睡蓮」で、茎が伸びて葉や花が水上にあるのが「蓮」ということです。

睡蓮の名前の由来

睡蓮の花は、開いて閉じる動作を3回繰り返します。

日中に開いて夜中に閉じるところが人間の睡眠サイクルに似ていることから、「睡眠をする花」という意味で、『睡蓮』と名付けられたそうです。

なお、日本に広く分布するスイレン科スイレン属のヒツジグサは、漢字で書くと『未草』となります。これは未の刻に花が開くことに由来しているのだとか。

ただ、実際には朝方から夕方まで咲くので、この名前の由来通りではないようです。

また睡蓮だけではなく、蓮の花も開いて閉じてを繰り返すため、勘違いしやすいですね。

睡蓮の花言葉

贈り物で花を選ぶとき、どうしても気になるのが花言葉ですよね。そこで、ここからは睡蓮の花言葉をご紹介していきます。

全般的な意味の花言葉

睡蓮の全般的な花言葉は、「心の純潔」「清純な心」「信頼」「信仰」などがあります。

「心の純潔」「清純な心」という花言葉は、白い睡蓮に由来し、その真っ白な美しさが心の美しさを反映させるという意味でつけられたと考えられます。

「信頼」「信仰」に関しては、古代エジプトの太陽神との関係などにも由来してつけられたといいますが、その関係については後述しますね。

色による花言葉

睡蓮の花は白が一番有名ですが、他にも赤やピンク、黄色など多彩な色が存在します。

その中でも白・黄・ピンクに関しては独自の花言葉がつけられています。

白い睡蓮の花言葉

睡蓮の中でも白い花を咲かせるものは、けがれのない心を表し、「純粋」「潔白」という花言葉がつけられています。

自生している睡蓮の多くが白い花を咲かせるということもあり、全般的な花言葉に近しい花言葉になっています。

黄色い睡蓮の花言葉

黄色い花を咲かせる睡蓮には、「優しや」「甘美」という花言葉があります。

ピンクの睡蓮の花言葉

ピンクの睡蓮の花言葉は、「信頼」です。

エジプトで重要視された睡蓮

睡蓮は日本のイメージも強いですが、古代エジプトでは特に重要視された花と考えられています。

この項目ではそんなエジプトにおける睡蓮のあり方についてご紹介します。

睡蓮はエジプトの最高神の象徴

睡蓮は太陽とともに開いて閉じることを繰り返すため、古代エジプトの太陽神であり、最高神ラーの象徴として崇められてきました。

エジプトの神話に数多く登場する他、様々な装飾にも広く使われています。そのことから古代エジプトでは、睡蓮がとても重要視されていた植物だというのがわかります。

睡蓮は他にもタイやスリランカ、バングラデュなど東南アジアの国々でも国花として愛されている他、パプアニューギニアやフランス領ギアナなどでも国花とされているそうです。

国花「ロータス」

ロータスは一般的に「蓮」を指します。ただ、エジプトでのロータスは睡蓮ことを意味するのだとか。

古代エジプトの神話ではヨザキスイレンから世界が生まれたと語られている他、ブルーロータスという青い睡蓮も好まれていたといわれており、いかに睡蓮が重要な植物だったかがわかります。

まとめ

睡蓮の花言葉は"透き通った心"を指すものが多いですね。古代エジプトでは特に重要視された花ということもあり、信仰や信頼という意味の花言葉も持っています。

ただ、仏教で神聖視される蓮とはまた違う植物となるため、勘違いしないようにしましょう。違いを見分けるポイントは葉ですよ!

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