実は日本が世界一の意外なこと7選!育休の制度が世界一?

「日本ってすごい!」といったテーマで取り上げられたテレビ番組を、たまに見かけますよね。あのような番組を観ていると、日本には世界に誇るものがたくさんあることがわかります。

今回はあまり取り上げられていないけれど、"日本が世界一になっている意外なもの"についてまとめてみました。

「こんなことが世界一なの?」とびっくりするかもしれませんよ。

実は男性の育休の待遇世界一

男性も育休制度をとる時代に、日本でもなりつつありますよね。育休制度の待遇を見ると、実は日本が世界一だそうです。

ユニセフがOECDとEUのいずれかに加盟している41か国を対象に、「家族に優しい政策」をランキングにしたそうです。

その中には、「父親が取得可能な有給育休期間」の項目があります。

そして賃金の全額が支給される日数で比較し、育休期間の給付額が働いているときの賃金の何割かをベースに換算したものでランキング付けしたそうです。

その結果、日本の男性は30.4週相当でした。

2位の韓国は17.2週、3位のポルトガルは12.5週で、大きく引き離しています。

しかし取得率は激低!

ユニセフはこのデータに基づき、日本を6ヶ月以上の育休期間を設けていると評価しました。これは調査対象41か国のうち唯一でした。

しかしユニセフは同時に、制度は整備されているけれども活用されていない点についても指摘しています。

その理由は、2017年に育休取得した父親が、なんと20人に1人。

同じく低取得率だった韓国でも6人に1人ですから、いかに低いかが分かりますよね。

実は雪国世界一

海外メディア『The Richest』が2015年に発表した、「積雪量の多い世界の都市をランキング」では、日本の都市がトップを占める結果になりました。

最も雪の降る都市トップ3が日本

積雪量の多い都市トップ10を見ると、日本の都市が4つランクイン!しかも、トップ3を独占する結果になったのです。

トップは青森市で、792cmでした。2位以下を大きく引き離しています。

2位は札幌市で、積雪量は485cmです。これだけの積雪を記録しながら、190万人の人口を抱えています。これが外国人からすると不思議かもしれませんね。

そして、3位は富山市で363cmでした。道路を除雪すると、周囲に巨大な雪の壁が作られるのをニュースなどで見たことはありませんか?

ちなみに、もう1つランクインした日本の都市は、秋田市です。積雪量は272cmで、8位に相当する記録です。

過去世界最高の積雪があったのは滋賀県

日本がいかに豪雪国であるかが分かりましたが、瞬間的に積もった記録で見ると、もっとすごいところが日本国内にあります。

それはなんと、近畿地方にある滋賀県なのです!

滋賀県の伊吹山では、1927年に1,182cmという積雪を記録しました。

ほぼ12mということで、いかに大量のドカ雪が降ったか分かりますよね。この記録は未だ破られておらず、世界一なのです!

実は世界一大きな雹が降った

夏場になると、日本各地で雹のニュースを聞いたりしますよね。実は世界一大きな雹が降った場所も日本なのです。

気象要覧という気象を記録するデータがあるのですが、そこには直径23.6cmの雹が降ったという記録があります。

大正6年6月29日に埼玉県の深谷で、この巨大が雹が降ったそうです。

ボーリング玉の直径が約22㎝なので、空からボーリング玉のような雹が降ってくるなんて考えただけでも恐ろしいですよね!

実は皇室の歴史の長さ世界一

日本の皇室は私たち日本人にとって、神聖な存在という感じがしますよね。

皇室や王家は、日本以外にもヨーロッパや中東をはじめとして26ヵ国存在します。世界の皇室の中で最も歴史あるのが、実は日本といわれています。

宮内庁のホームページによると、今上天皇は第126代です。これは神武天皇という、紀元前660年に即位した天皇を起点としてカウントした代数です。

ただし、神武天皇の根拠になっているのは「古事記」や「日本書紀」です。これらの書物は伝説の話も多く、信ぴょう性が疑われるという指摘もあります。

では、きちんと存在が確認されている天皇は誰から?という話になりますよね。

これもいくつか説があるのですが、最も遅い説は第26代の継体天皇です。

継体天皇は考古学的に見ても確実に存在しているそうです。

ここから始まったと仮定した場合、継体天皇は6世紀前半に在位したことになっているので、1500年以上継承されていることになります。

1500年でも他の皇室や王室と比較しても、歴史は圧倒的に長いです。

仮に神武天皇が実在していれば、その記録はさらに伸びて2700年もの間、脈々と受け継がれていたことになります。

実はミシュランの星付き店舗数世界一

ミシュランのグルメガイドブックは、日本でも有名ですよね。ここで星がついたお店といわれると、なんだか美味しいというイメージがありませんか?

実は星のついた店舗数を国別で比較すると、日本がトップです。

ちなみに2019年のミシュランガイドによると、東京がトップで230店です。2位が京都とパリの104店です。

4位には大阪もランクインしていいて、その数は99店です。ミシュランに認められたレストランが、いかに日本に集中しているかが分かるデータですよね。

実は世界一危険な山がある

群馬県と新潟県の県境に三国山脈が広がっています。その一角を担っているのが、谷川岳です。

谷川岳は「日本百名山」のひとつで、登山コースは初級者から上級者まで幅広いコースを設けています。

このため人気の山で、年間4万人以上の登山者が訪れるスポットでもあります。

さらに、谷川岳にはもう一つの顔があります。それは「日本三大急登」の一つに選ばれている点です。

標高差が大きく、厳しい斜度で危険な山だといわれています。実際に谷川岳で多くの人が犠牲になっているのですが、これが世界一なのです。

1931年~2012年までの間に、谷川岳で遭難死したのは805人です。その数はギネス記録に認定されているほどです。

特に「一ノ倉沢」と「幽ノ沢」の間にロッククライミングのルートがあります。

ここはまず岸壁が険しいのと岩質がもろくて滑落しやすく、谷川岳の中でも遭難死亡事故が最も多く発生しています。

実は世界一狭い海峡がある

香川県の小豆島と、前島の間に土渕海峡があります。この土渕海峡は、世界で最も狭い海峡といわれているのです。

全長2.5kmで、幅は最大で400mほど。そして、最も狭い箇所の幅は9.93mです。

土渕海峡は両岸がコンクリートで覆われています。一見すると川のように見えるかもしれませんね。

しかし、1996年にギネスブックに認定された「世界一幅の狭い海峡」です。

まとめ

いかがでしたか?日本にはこのように世界一になっているものがたくさんあります。

特に積雪量が、都市別で日本がトップ3を独占しているのには驚きだったでしょう。また、ミシュランの星付きの店舗数が多いのも意外に感じた人がいるかもしれませんね。

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