
身近にある家電製品の中身の構造がどうなっているんだろう?と、ふと気になる時ってありませんか。
今回ご紹介するのは、スイッチを押すタイプの扇風機の仕組み。3Dアニメーションで表現され可視化されているため、とても分かりやすいです。
シンプルな構造だった
動画を制作したのは、様々な物の仕組みを3Dアニメーションで表現しているJared Owenさん。口頭だと難解になりそうな仕組みをシンプルなタッチで説明しています。
出典:YouTube
例に挙げているのは、オーソドックスなスイッチ式の扇風機。OFFボタンのほかに風量を調節する弱・中・強(動画では1・2・3)のボタンがあります。
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こちらがその中身を可視化したもの。それぞれのボタンの下部にスプリングが付いています。
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ボタンを押すと、こんな風にスプリングが押し込まれてロックがかかります(押していないボタンは、スプリングの元に戻る作用によって押し戻されます)。
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そして、押したボタンからファン上部のモーターに信号が送信されて扇風機の羽がまわり始めます。
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こうやって3Dアニメで表現してくれると、実に分かりやすいですよね。
このスイッチはどれかひとつしか押せない仕組みとなっており、どれかを押せば他がリセットされます。ラジオボタンとも呼ばれていて、元々はその名の通りラジオのボタンで使われていました。
そして、驚くべきは切ボタンを押した時の仕組み。
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弱・中・強のボタンと違い、引っかからない構造となっているため、イコール「他のスイッチの解除」になるわけですね。分かるとシンプルな仕組みなのですが、最初に考案した方は凄いです。
多色ボールペンで全部の色を収納する際のスイッチを思い出しますし、日頃は何気なく使っている物でも仕組みを知ると面白いですね。
動画では、スイッチ以外のパーツについても仕組みが説明されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
動画はこちら