国民的スポーツのひとつであるバレーボール。レシーブやトス、ブロックなど…手を使ってボールを運んでいく競技として知られています。
でも、実はバレーボールは足を使って攻撃しても大丈夫だって知っていましたか?
バレーボールは足を使っていいの?使っちゃいけないイメージはなぜ定着してしまったのか?詳しく解説します!
目次
バレーボールで足は使っていい?
手を使うイメージの強い競技であるバレーボールですが、実は足を使うことはルールとしては問題ないのだそうです。
足以外も全身どこでもOK!
さらに、正式なルールでは足だけでなく全身どこを使ってもOKなのだとか!たとえば頭を使ってヘディングのようにパスをつないでも問題ないということになります。
オーバーヘッドキックでスパイクもOK
偶然足にボールがぶつかってしまった場合だけでなく、手で拾えるボールを故意に足で蹴り上げてもルールとしては問題ないとされています。
バレーだけど、キャプテン翼みたいにオーバーヘッドキックでスパイクをしても大丈夫ということですね!
ただし、サーブは足禁止!
ただし、バレーの試合中に唯一足を使ってはいけない時があります。それはサーブ。サーブだけは足を使って蹴ることを禁止しているんです。
バレーボールって足禁止じゃなかった?
ルールとしては足を使うことも問題ないとされているバレーボール。ですが、足を使っちゃいけないイメージが強いという人もまだまだ少なくないはず。特に年配の方は「バレーは足禁止」のイメージが強いようです。
では、なぜバレーに対して「足禁止」のイメージが定着しているのでしょうか?
実は以前は膝下禁止だった
実は昔はバレーには「膝から下での打球は禁止」というルールがありました。それが1995年にルールが改訂され、全身どこでも球を打ってOKというルールになったんです。
バレーのルールは意外と改正されている
実はバレーのルールは比較的頻繁に改正されているんです。
今は当たり前のリベロも1998年から
今や当たり前となった「リベロ制」も1998年に導入されたものです。背の低い選手にも活躍の可能性を与えるために導入されました。
昔はブロック時もオーバーネット禁止だった
今はブロックの際にオーバーネットが許容されていますが、昔はブロック時もオーバーネット禁止でした。1965年のルール改正によって現在のルールになりました。
昔はサーブもブロックしていた
現在はサーブはブロックしちゃいけないという決まりですが、昔はサーブもブロックしてOKでした。1984年のルール改正によって現在のルールになりました。
日本は昔16人制バレーをやっていた
日本にバレーボールが輸入された1913年頃、チームの人数は16人でした。少しでも多くの人数が参加することに意義があると考えられていたからです。
それが12人に改正され、9人に変わり、現在の6人に改正されました。
【まとめ】バレーは実は足を使ってもOK!
意外とルールが改正されているバレーボール。今となっては実は足を使っても大丈夫とされているんです。
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