
ブドウを買う時、表面に白い粉のようなものが付いているのが気になったことがある人は、多いのではないでしょうか?ホコリや汚れがついているような気がして、避けていたという人もいるかもしれません。でもこの白い部分、実はあった方が良いんです!!
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白い部分はブルーム
出典:Wikipedia
ブルームという単語を聞いたことがある方もいるかもしれません。実はこのブルームはぶどう以外にも付いています。
果実や野菜についている白い粉のように見える蝋状の物質でです。
ブルームの役割
ブルームは果実や野菜の中の水分の蒸発を防ぐ役割があります。ということは、ブルームが多く見られるものの方がみずみずしく美味しいという事になるようですよ!
プロも語るブルームの重要性
ブルームについて、山形で青果物市場を営む長嶋正継(@m__nagashima)さんが教えくれました!
ほこりじゃないんですよ、ブルームっていうんだよ。果実の水分を守る働きがあります。市場では、これついてないと、値打ちが下がる。ちなみに、すももやプルーン、きゅうりも、これついてるもの買ったほうがよいです。#果物のお話 pic.twitter.com/jn1MoiGwKE
— 長嶋正継 山形の青果市場 (@m__nagashima) 2018年9月8日
やはりブルームは重要なようです!ブルームのあるなしで値打ちが変わるほど!確かにぶどう以外でもスモモなんかでよく見ますよね。
知らなかった人が多い
こんな大切なブルームなのですが、ぱっと見ホコリやカビの一種なのかな?と思ってしまう人も多いですよね?
Twitterではこの事実に驚くコメントが集まっています。
ブドウなどの場合、農薬ではないかと思っていました。そうじゃないことがわかって安心しました。
— yo-ko (@yy8739) 2018年9月9日
スーパーの青果売り場パートです。農薬やカビと勘違いするお客さんはたくさんいます。聞かれたらちゃんと説明してます(他の人にも聞こえるようちょっと大きめの声で(笑)
— kudoko0418 (@kudoko0418) 2018年9月10日