上から下まで全身コーディネートしても手ごろでおしゃれにキマるユニクロ。日頃から利用しているという方もきっと多いですよね。
今や生活になくてはならない存在なユニクロですが、改めて考えてみると不思議な名前。そんなユニクロの名前の由来は一体何なのでしょうか?
目次
ユニクロとは?
まず最初に、ユニクロの基礎知識を知っていきましょう。
カリスマ社長柳井正
ユニクロの創業者と言えば、言わずと知れたカリスマ社長柳井正氏。山口県出身の柳井さんは、早稲田大学政治経済学部卒業のカリスマ経営者ですが、学生時代は意外な一面もあったそうです。
若い時代の意外な側面
今やカリスマ経営者の柳井氏ですが早稲田大学在学中にはパチンコや映画、麻雀などにかまけてふらふらした生活をしていたのだそうです。
就活では商社を受けるもことごとく落ち、卒業後もしばらくぶらぶらしていたそうです。その後、父親の勧めでジャスコ(現在のイオンリテール)に入社しましたが、働くのが嫌になりわずか9か月で退職。半年ほど友人宅で居候生活をするなど、今のカリスマ経営者からは想像つかないような若い時代を過ごしたそうです。
現在は大富豪
その後、実家の小郡商事に入社、その後、1984年に父から引き継ぐ形で小郡商事の社長に就任、同年にユニクロ一号店をオープンし、今では世界中に店舗展開する大企業ファーストリテイリングへと成長させるカリスマ経営者となりました。
フォーブスが発表する世界の富豪ランキングにも登場する程の大富豪で、資産額は2019年時点で推定3.4兆円(フォーブス)で日本人1位となっております。
ユニクロも最初は苦戦していた!?
今や誰もが知る有名企業であるユニクロですが、元々は有名ブランド品を安価で販売する形態のお店。
いわゆる「バッタ屋」に近いものだと思われており、「ユニクロで買い物をするのは恥ずかしい」というのが世間でのイメージだったのだとか!
お店で取り扱っていた商品にニセモノが混ざっていたことなどもあり、苦境に立たされていた時期もあったようです。
今や日本top10に入る大企業
そんなユニクロも、現在では日本トップ10に入る大企業。2015年に発表された日本発のグローバルブランドトップ10に、パナソニックやトヨタなどと肩を並べているんですって!
気になるユニクロの由来は?
ユニクロの歴史をチェックしたら、いよいよ気になるユニクロの名前の由来に迫ってみましょう!
実は店舗名の略
実は、ユニクロというブランド名は元々の店舗名の略だったんです。
ユニクロの前身となった、柳井社長のお父さんが経営していた小郡商店から出店したカジュアル衣料品店の第1号店の屋号「ユニーク・クロージング・ウエアハウス」(UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE)を略したものが、「ユニクロ」なんです。
実は現在表記は書き間違い!
上に書いてある、ユニクロの元々の店名の英語綴りを見て何かに気が付きませんでしたか?
実は、現在の「UNI-QLO」という綴りは間違いなんです。元々は「UNI-CLO」という表記だったのですが、香港法人登記の際に間違えて「C」を「Q」にしてしまったのです。それを見た柳井社長は怒るどころか、「Qの方がカッコイイな」とその表記を気に入り、結局その公式に「UNI-QLO」が誕生したんだそうです!
現在のロゴは2006年頃から
出典:Wikipedia
ユニクロのロゴと言えば、正方形の赤字に「UNI- QLO」「ユニクロ」の文字が入っているもの。実は、創業時はロゴが違ったんです!
以前のロゴは男女が手を繋いでる
出典:Wikipedia
現在のロゴが使われるようになったのは2006年頃。それ以前は、男女が手を繋いで空いている方の手を元気に上げているロゴでした。見たら思い出す人も多いかもしれませんね!
実は本社は今も山口県
山口県出身の柳井社長の実家の会社が母体となったユニクロ。実は、現在も本社は山口県にあるんです。
本社機能は東京
現在、本社の機能を務めているのは東京本部ですが、本社所在地は今でも山口になっています。
柳井さん曰く、「本社所在地には別に意味はない」のだとか!?
【まとめ】ユニクロの名前の由来とは!?
知られざるユニクロの名前の由来。思いのほかおしゃれな由来でしたが、綴りを間違えちゃったというのは意外でした!
昔のロゴも、思わず「懐かしい~!」と思った方も少なくないのではないでしょうか?
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出典:Wikipedia(ユニクロ)