
飼い主にとってもペットにとっても、長い間離れ離れになってしまうのは非常に辛いことですが、それを乗り越えての再会は特別。帰還した5人の兵士と愛犬や愛猫の感動の再会、そして温かい物語をご覧ください。
目次
帰宅すると、愛犬が行方不明に・・・
ある女性兵士は、自宅に戻ると愛犬「ジンジャー」がいないことに気付きます。どうやら彼女が不在の間に行方不明になってしまったようです。しかし、希望を持って諦めずにジンジャーを探し続けた女性兵士は、ついにジンジャーを発見。
出典:Youtube
迷子になっていたジンジャーはアニマルシェルターで保護されていました。もしかすると、大好きな飼い主さんがいなくなってしまったと思って、彼女を探し彷徨っていたのかもしれません。
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再会を果たすことが出来た女性兵士とジンジャー、双方の安心しきった表情に深い愛と絆を感じますよね。
PTSDの元海兵隊員へ、クリスマスプレゼント!
愛犬との再会ではなく、新たな出会いが待っていた兵士も。元海兵隊員のピーターさんはPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦悩を抱えていました。実は、アメリカでは過酷な経験や戦地で受けたストレスによってPTSDを抱える退役軍人が少なくないのです。
そんなピーターさんのために、家族からひと足早いクリスマスプレゼントが贈られました。受け取った箱の中身は・・・
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小さくて可愛らしい子犬でした。
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PTSDの闘病をしているピーターさんを想う家族の気持ちや、目の前に突然現れた愛おしい存在にピーターさんは涙をこぼし、子犬をそっと優しく抱きしめます。
ずっと待ってたんだよ!
日中会えなかっただけで、ワンコは大喜びで帰宅した飼い主を迎えますよね。会えない期間が長ければ、その喜びも倍増。「ジョージ」と名付けられたジャーマンシェパードの子犬は、飼い主さんである兵士の男性との久しぶりの再会に大興奮です。
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尻尾を激しく振りながら、男性の胸に何度も飛び込んで「ずっと待ってたんだよ!」と気持ちを伝えるジョージ。
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そんなジョージの反応に、男性はとっても幸せそうな笑顔を浮かべています。
退役後、介助犬を連れて一緒に働けるように
元空軍兵士のクレイさんは、膝の怪我やPTSDの発症によって退役後に介助犬の「シャーロット」と暮らすことに。しかし、それが理由で仕事を見つけるのが困難になってしまいます。
そんな中、ホームセンター「Lowe's」の仕事に応募したクレイさん。面接でシャーロットについて話すと、採用担当者は躊躇いもなくクレイさんとシャーロットを一緒にセットで採用してくれたのです。
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シャーロットも手作りベストを着用して従業員の一員に。
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同社の人材マネージャーは「素晴らしい人材なら、その人が介護犬を連れているかどうかは問題ない。」とした上で、シャーロットの存在が職場にとって問題ないどころか、間違いなくプラスになっていることを話しています。
イラク戦争後、愛猫と愛犬に救われた
2008年のイラク戦争から戻ったスティーブンさんは、退役後にPTSDを抱え、社会生活への復帰を困難に感じていました。
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当時、物事がポジティブに感じられなかったスティーブンさんを救ってくれたのが、愛猫「バーマ」と愛犬「パピ」。
どんなに物事の対処が難しくても、自分はひとりじゃないと分かり合えていたスティーブンさんとバーマ。
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そして、スティーブンさんをそばで支えるバーマと同じく、愛犬のパピも大きな力に。
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なんとパピは、イラク戦争から帰還したスティーブンさんの介助犬として最も辛い時期を一緒に乗り越えてくれたのです。
きっと二匹は「僕たち(私たち)がいるよ。」という想いで支えてくれたのでしょうね。
感動的であると同時に気付かされた
それぞれの再会や出会いのストーリーに感動しました。元々飼っていた愛犬が介助犬として支えてくれるなんて、涙なしには語れません。
一方で、日本では触れることの少ないPTSDですが、退役した兵士たちの多くが抱えていること、そして動物たちが大きな心の支えとなっていることに気付かされる内容でもありました。
どうか、こんな辛い思いをする人が少なくなっていく平和な世界になって欲しいと願うばかりです。
動画はこちら
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出典:Youtube(Soldiers Come Home To Dogs Compilation & More | The Dodo Best Of)