納められた遺体を分解して自然に還す。「キノコの棺桶」が世界中で話題に!

皆さんは自分が死んだ時、遺体をどうしてほしいと思いますか?なかなかそういうことを考えることもないかと思いますが、遅かれ早かれ生あるものは必ず滅びます。

今回ご紹介するのは、納められた遺体を分解して自然に還すというキノコの棺桶」。自然に還っていくという新しい埋葬方法が世界中で話題となっています!

自然と同化するという発想

キノコの棺桶「Living Cocoonリビング・コクーン)」を発明したのは、オランダで活動している研究者のボブ・ヘンドリックス氏。


出典:リビング・コクーン プレスリリース

キノコの菌糸体で作られているため、この中に納められた遺体は分解され、やがて自然に還っていくといいます。また、単に自然に還るだけでなく、有害な化学物質をも分解するため、地球環境の改善に微力ながらも貢献することができます。


出典:リビング・コクーン プレスリリース

焼かれて灰になるという末路が主である中、土に還っていくという考え方は誰もが受け入れやすいものではないでしょうか。土に還ることで自身の体が養分となるわけで、何かの植物にとっての栄養になるかもしれません。

2~3年で遺体を分解

リビング・コクーンに入れられた遺体がすべて分解されるまで、およそ2~3年の月日を要するそうです。人間の遺体が分解されるには10年ほどの期間を要するとされており、それと比較すると随分早く分解されることがわかりますし、自然の力の強さを改めて実感しますね。


出典:リビング・コクーン プレスリリース

ちなみに棺桶を形成している菌糸体は、オランダのロッテルダムなどでは土壌を浄化するために使用されたりしているようです。

棺の形状にするまで1週間程度を要する

リビング・コクーンは、棺の形をした型に菌糸体および有機物を投入して生育。棺の形状にするまでに1週間程度かかるそうです。


出典:YouTube


出典:YouTube

ヘンドリックス氏は、リビング・コクーンが実際に土にどのように作用して影響を与えるかを確かめたいと話しています。

分解された遺体を栄養源として、汚染された森林を健やかにできると証明できれば・・・と考えているそうです。

環境問題は地球全体の課題ですし、遺体を自然に還すという考え方は多くの人が納得してくれるのでは?と思います。リビング・コクーンが今後実用されるのかどうか、注目していきたいと思います。

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出典:リビング・コクーン

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