地球には様々な自然現象があり、その壮大さや美しさに私たちは目を奪われます。
今回話題となっているのは、海上の空から撮影されたまるで“天使の梯子”のような光景。思わず息をのんでしまう光景は、そうそう見られない奇跡の瞬間です!
目次
これを超えるものはそうそう撮れない
投稿されたのは、気象専門家の荒木健太郎(@arakencloud)さん。これを超えるものはそうそう撮れないとコメントを添え、“天使の梯子”のような光景をとらえた数々の写真を投稿しています。
間違いなく今年いちばんの会心の一撃.これを超えるものはそうそう撮れる気がしない.海の上の空から撮った天使の梯子. pic.twitter.com/kHqV79HRXM
— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 10, 2020
雲間から海に向かって真っ直ぐに降り注ぐ光のベール。光に照らされた海といい、この世界とは思えない神秘的な光景ですよね。“天使の梯子”という名の通り、天に向かってやさしく導いてくれているようです。
奇跡の瞬間をとらえた写真は、このほかにも投稿されています。
すごい風景に出会ってしまった.
天使の梯子のかかった海がとても明るく輝いていて,まるでアニメ映画の世界が現実になったような光景でした. pic.twitter.com/RmLzvvrR0E— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 9, 2020
雲と光と海といった自然が、見事にコラボした光景ですよね。荒木さんも言われていますが、本当にアニメ映画の世界を目の当たりにしているような感覚に陥ります。
チンダル現象で生まれた薄明光線
荒木さんは“天使の梯子”について、チンダル現象で生まれた薄明光線だと解説されています。
【#雲の教室 祭り】「天使のはしご」その正体はチンダル現象で生まれた薄明光線です.空から地上に降り注ぐだけでなく,空の上にものびていきます.夏の夕方など,綺麗な薄明光線が西の空で出ているときには,東の空まで光がのびていった反薄明光線に出会えることもあります.https://t.co/YNySjio198 pic.twitter.com/YEFiGpbjvL
— 荒木健太郎 (@arakencloud) April 8, 2018
幅広くどこまでも伸びていく光線がとても素敵です。「チンダル現象」とは、微小な粒子が分散している場所に光を通した際に光が散乱し、光が通った通路がその斜めや横からでも光って見える現象のことだそう。様々な条件が合致しないと発生しない、レアな現象であることがわかります。
こんな一瞬が世界にあるんですね
これらの写真に対しては、「美しい」といった声をはじめ、「こんな一瞬が世界にあるんですね」と驚く声などが寄せられていました。
こんな息を飲むような美しい空を見ると…
クリスチャンでもないのに、
『天使がここに居るんだ…』
とか思ってしまいます?— 伊藤なお (@NaodanceNao1) November 10, 2020
キングギドラが海中から浮上してきそうなショット。
こういうタイミングで撮れるのは、一生の間に2度か3度くらいまででしょうかね。
天然の黄金色がここまで綺麗に発色したこと自体が素晴らしい邂逅と出逢いと奇跡。
シャッターを切ったのは、海と空とが互いを見合っている黄金時間の刹那。— tweet?meme (@TweetMemeTokyo) November 10, 2020
神々しい…✨✨✨
こんな一瞬が世界にあるんですね。
自分もこんな一瞬を求めて旅してみたいです。— Keiko (@Keiko78537216) November 10, 2020
本当にこんな一瞬があることに感動しますよね。自然現象の不思議さ、壮大さ、美しさを改めて思い知らされました。
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出典:Twitter(@arakencloud)