
出典:YouTube
今、溺れた時の合言葉として、「UITEMATE(ウイテマテ):浮いて待て」という日本語が世界中で注目されて広まっています。これは、東日本大震災の津波から子供の命を救ったともされる救助方法で、文字通りに浮いて助けを待つ方法です。海外で注目されていて、タイやスリランカでは講習会も開かれているようです。
日本の学校でもプールの授業で取り入れていたりするそうです。
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UITEMATE(ウイテマテ)のポイント
(ポイント1)
鼻を大きく吸い込み、顎を上げ、真上を見て呼吸を確保しましょう。
(ポイント2)
手は横に広げて、水面上には出さない。
(ポイント3)
足は軽く伸ばし、靴は履いたまま。
(ポイント4)
ペットボトルなどがあれば、お腹に抱えましょう。
以上が、UITEMATE(ウイテマテ)を実践する時のポイントです。この方法により、20時間海で漂流し続けて救助された男性がいたり、実際に東日本大震災の津波で助かった小学生もいるとのこと。現在、水難学会メンバーの救急救命士らが、全国の小学校などで講習会を開くなど普及活動を行っているそうです。
海では海流の流れによって、岸に泳いで着くまでに力尽きて溺れてしまうことが多いようですし、助けを求めようとして手を上げると体全体が沈んでしまう場合もあるようです。夏本番、もしもの時に備えてUITEMATE(ウイテマテ)を練習しておくことも良い手立てだと思います。
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