変わった鼻をした「ホシバナモグラ」、その鼻は実に高性能だった!

モグラは世界中に生息している動物なのですが、その中でも鼻先が奇妙な形をしたモグラが存在します。
このモグラ、その名を「ホシバナモグラ」といいます。

ここでは、そんな面白い鼻を持つホシバナモグラをご紹介します。
ホシバナモグラの鼻は、ただ星型で珍しい形状をしているだけではありません。
非常に優れた機能を持っているのです!

「ホシバナモグラ」とは


出典:Wikipedia(@Star-nosed mole)

ホシバナモグラは、名前の通りモグラの仲間で、モグラ科に分類されています。
まずは、ホシバナモグラがどのような動物なのかを見ていきましょう!

ホシバナモグラの生息域

ホシバナモグラは、北アメリカ大陸に分布しています。
その中でも特に、アメリカ北東部やカナダ東部に広く生息しているとされます。

トンネルを掘って生活しており、地下と水中の両方で捕食活動を行います。
一方、トンネルでの活動にはあまり適性が高く無く、完全な地中生活をしているわけではありません。
そのため、沼地や草原や森林といった土壌の豊かな場所で活動しています。

ホシバナモグラの姿

ホシバナモグラは、体長が10cm~15cmほど、尾長が7cm前後、体重も40g~85gほどの体格をしています。
これはモグラの仲間としては小さい方とされます。
たしかに、日本にいるモグラは大きさにこそ大差がありませんが、大きいものは体重が100gを超えます。

外見上の最大の特徴となるのが、星型ともいわれる不思議な形状をした鼻です。
多くの生き物が鼻先は一つしかないものですが、ホシバナモグラの場合はは毛が生えていない鼻の先の肉質部分がいくつも枝分かれした突起となっています。
この鼻先の突起は、人間の手のような鋭敏な触覚器官となっているとされます。

また、この特殊な鼻先の形状が、名前の由来となっています。

目や耳は無くても、優れた鼻がある!

ホシバナモグラの鼻は非常に優れた機能を有しています。
目や耳が退化していまですが、それらの代わりとなるほどです。

奇怪な形をした鼻の能力

ホシバナモグラの鼻先は星型をしており、とても奇怪です。
人によっては、グロテスクや気持ち悪いと思うとかもしれません。

しかし、ホシバナモグラにとってこの星形の鼻は生きていくのに欠かせません。
なぜなら、この星型の鼻は感覚がとても敏感で、土中や水中の獲物を捕らえる際の探知機としての役割があるからです。

ホシバナモグラは、土中の昆虫類やミミズなどの他に、甲殻類や貝類などを食料とします。
代謝がいい故に多くの食べ物が必要だったので、効率的に餌を探す能力を高めた結果、鼻がこのような形状になったと考えられています。

鼻には神経細胞が密集している

ホシバナモグラの鼻には、神経細胞が密集しています。
この感覚器官はアイマー器官と呼ばれ、小さな突起が密集することでその効果を最大限に高めていると考えられています。

この鼻の突起に何かに触れると、すぐさま餌か食べられないものか判断します。
この優れた感覚器官をもつ鼻があるため、目や耳が退化していてもまったく問題なく生活できるのです。

ホシバナモグラは水中でも狩りをする

ホシバナモグラは泳ぎも上手な動物とされています。
そして、なんと水中でも狩りができます。

本来、目や耳が退化している生き物は水中での狩りには向いていません。
しかし、ホシバナモグラは敏感な鼻のおかげで獲物を察知できているようです。

鼻から息を吹き出すことで気泡を作り、これを再び吸う事で臭いを感知できるともいわれています。

まとめ

ホシバナモグラは、とても不思議な形状の鼻をしています。
これが星形に見えるということで、ホシバナモグラと名付けられました。

本来のモグラはシンプルに鼻先が尖った鼻を持つのですが、ホシバナモグラの場合はいくつもの突起がある鼻を持っています。
この不思議な形の鼻は、地中だけでなく水中の臭いも嗅ぎ取ることができるとされています。

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