動物との出会いは人間から求める時だけでなく、ある日突然やってくることも。
2019年2月25日、ジェシカ・アダムスさんは道端で生まれたばかりのリスの赤ちゃんを発見します。母親はどこにも見当たらず、赤ちゃんの命を心配したジェシカさんは保護して自宅に連れて帰ることに。
その心温まるストーリーがネットで話題になっています。
目次
保護当時の体重はわずか37g
「スティーブ」と名付けられた赤ちゃんは生まれてからまだ日が浅く、ピンク色の皮膚に毛がうっすらと生えている状態でした。
体重はわずか37gほど。
こんな小さい子が、お母さんなしに一人で生き延びられるはずがありませんよね。
ジェシカさんは野生動物の保護団体に連絡を試みますがうまくいかず、様々なことを考えた上で唯一残された選択肢として自分の手でお世話することを決意します。
ジェシカさんの献身的なお世話ですくすく成長
スティーブの命を守るために一生懸命努力したジェシカさん。夜はアラームをセットして、2時間おきに食事を与えたそうです。そんな献身的なお世話によってスティーブはすくすく成長。
体重も着実に増え、1ヶ月後には90gほどになりました。
ふわふわの毛に覆われて、すっかりリスらしくなったスティーブ。
こうしてあっという間に大きくなりました。
健康的でとっても可愛らしい子に成長しましたよね。
スティーブはジェシカさん家の裏庭で木登りの方法も学んだそうです。そして、こんな素敵な小屋が建てられました。
しかし、スティーブはペットとして暮らすことを選ばなかったようです。
突然の別れに悲しんだジェシカさんだったが・・・
ある日、スティーブは突然姿を消してしまいます。ママ代わりのジェシカさんは突然の別れに悲しみ、涙せずにはいられませんでした。それほど深い愛情が芽生えていたのでしょう。
結局スティーブは戻ってこなかったのかって?いえ、ほっこりするニュースが待っていました。
野生で暮らし始めたスティーブでしたが、育ての親であるジェシカさんの前に再び姿を現し、その後も時々遊びにやって来ているそう。
ジェシカさんはスティーブが野生のリスとして外で遊んだり、人と適度な距離を保つことを学んだことに感謝しつつ、“ちょっとしたおしゃべり”の時間が続くことを願っていると話しています。
Steve the Squirrel(@stevethegraysquirrel)というInstagramアカウントでスティーブの写真や動画が沢山見れますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
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出典:Instagram(@stevethegraysquirrel)