皆さんは『エピペン』というものをご存知でしょうか!?
食物によるアナフィラキシー発現の際に使用し、症状の進行を一時的に緩和するアドレナリン自己注射薬です。
今回話題となっているのは、このエピペンを広く知ってもらうために発信されたツイート。
エピペン自体がどういうものなのか?どう使えばいいのか?など、ぜひとも知っておきたい情報です。
目次
食物アレルギーと一緒に生きる息子のために
投稿されたのは、Twitterユーザーのマドカ(@MadoSato_agr)さん。
食物アレルギーと一緒に生きているという息子さんが持ち歩いている、エピペンについて綴られています。
こちらはエピペンを入れるためのケースのようです。
まずは「救急車を呼んでください」というメッセージや最後の「命を救っていただき本当にありがとうございます」という文字が目に飛び込んできます。
そして小さな文字ですが、このようなことも記載されています。
ぐったりしているときは、私の代わりにエピペンを打っていただけるとありがたいです。
※使用方法は本体に記入されています(副作用はありません。医療行為にも該当しません)
これらを読むと、緊急事態が発生した時に使うものであることはわかりますよね。
冒頭でも記しましたが、エピペンとは、アナフィラキシーが発現したときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。
ちなみに、あくまでも補助治療剤であるため、アナフィラキシーを根本的に治療するものではありません。
エピペンを注射した後は、直ちに医師による診療を受ける必要があるそうです。
食物によるアナフィラキシー発現から心停止までの時間は、わずか30分と言われていますので、アナフィラキシーが発現した際、迅速に使用されるべきものになります。
エピペンには本物と練習用がある
こちらは、本物のエピペンと練習用のエピペン。
本体に使用方法が書かれています。
使い方が不安だという方も多いと思いますので、まずは練習用で使い方のイメージをつかんでおきたいところですね。
エピペンに関する質問が多数
今回の投稿に対しては、エピペンの使い方に関する様々な質問が寄せられるなど、多くの反響が寄せられていました。
確かに、いざという場面では衣類の上から使わなければいけないケースも想定されますし、どれくらいの時間刺せばいいのか?など色々と疑問は出てきますよね。
投稿主のマドカさんは、エピペンに対する反響の多さに感謝するとともに、この情報を拡散していただくことがご自分の役目と話されています。
エピペンに関する詳細の情報は、ぜひ下記のサイトをご覧ください。
エピペンを正しく理解・使用していただくことを目的に作成されているサイトで、その概要や仕組み、使い方などが丁寧に記載されています。
今回、エピペンを初めて知ったという方も多いと思います。
いざというときに備え、一人一人がその概要や使い方を正しく理解しておくことが、かけがえのない命を救うことにつながるはずです。
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出典:Twitter(@MadoSato_agr)