これだけ覚えておけばきっと大丈夫!旅先で使えるスペイン語講座【道に迷った時編】ETIASの解説も!

ヨーロッパの旅行先として人気の国の一つスペイン。訪れるとなれば、「このバルに行きたいな」「このお店覗いてみたい!」などなど観光や食事、ショッピングで目的地を決めて行動することも多いと思います。しかし、現地で道に迷ってしまったらどうしよう・・・なんて心配も。

そこで今回は、スペイン旅行で役立つ道に迷った時や目的地に行きたいときの聞き方についてご紹介します!

またスペインに観光目的で渡航される方は、2022年から導入される新しい制度も理解しておく必要があります。こちらについても解説していますのでチェックしてくださいね。

道で声をかける

すみません、お尋ねしていいですか?

Perdona, puedo preguntarte? / ぺルドナ プエド プレグンタルテ?

日本で知らない人に道を尋ねる時、いきなり「〇〇はどこですか?」とは言わず、まず「すみません、ちょっとお尋ねしたいのですが」とワンクッション挟みますよね。

スペインでもそうした一言を添えると相手に丁寧な印象を与えることができます。長くて覚えられない時はシンプルに「Perdona ペルドナ(すみません)」だけでも問題ありません。

現在地について尋ねる

ここは何という通りですか?

Cual es el nombre de esta calle? / クアル エス エル ノンブレ デ エスタ カジェ?

スペインではエリアによって同じような景観が続いていたり、複雑な小道があったりするため、散策中に現在地が分からなくなってしまう可能性も。

「今自分たちは何という通りにいるんだろう?」という時は、基本的に角の建物で通りの名前が書かれたプレートを確認すれば大丈夫ですが、困ったときは近くの人に尋ねてみるといいでしょう。

現在地はどこですか?

Donde estamos ahora? / ドンデ エスタモス アオラ?

国内でも知らない土地を訪れると、位置を掴かむのに苦労しますよね。海外ではなおさらです。

スマホの地図ですぐに確認できればいいですが、ガイドブックなど紙の地図を広げて確認する際は、地図を見せながら尋ねてみると現在地を指差しで教えてくれるはずです。

目的地への行き方を尋ねる

〇〇に行きたいです

Quisiera ir a 〇〇. / キシエラ イル ア 〇〇

尋ねるというよりは、相手に行先を伝える時のフレーズです。旅行者と分かり「迷ってるの?大丈夫?」という感じで話しかけられた時、または駅でチケットを買う時やバス・タクシーを利用する際にも使えます。

〇〇までの行き方を教えて下さい

Podrias decirme como puedo ir a 〇〇. / ポドリアス デシルメ コモ プエド イル ア 〇〇

こちらは目的地がハッキリと決まっていて、そこへの行き方を尋ねる時のシンプルなフレーズ。

ちなみに、右・左・真っ直ぐはスペイン語で「derecha / デレッチャ(右)」「izquierda / イスキエルダ(左)」「derecho / デレッチョ(真っ直ぐ)」です。スペイン語が分からなくても、相手の指差しで案外理解できるかも!?

〇〇はこの方向であっていますか?

Para ir a la 〇〇 voy bien? / パラ イル ア ラ 〇〇 ヴォイ ビエン?

駅や観光スポットを目指して歩いていて、「本当にこの道であってるのかな?」と不安になったときなどに使えるフレーズです。

質問に対して返ってくる「Si / シー(はい)」「 No / ノー(いいえ)」はどのシーンでも使うワードですので、真っ先に覚えておくといいでしょう。

〇〇までどのくらいかかりますか?

Cuanto tiempo tardo para ir a 〇〇? / クアント ティエンポ タルド パラ イル ア 〇〇?

かかる時間によっては別の交通手段を使おうと考える時など、歩きの場合はもちろん電車やバス、タクシーに乗る時、様々なシーンで使えます。

スペイン語で答えられたら理解できない・・・と心配になりますが、観光客と分かれば英語やジェスチャーを交えて教えてくれる人もいるでしょう。あるいは紙に書いてもらうのもいいかもしれませんね。

この近くに駅はありますか?

Hay cerca alguna estacion por aqui? / アイ セルカ アルグナ エスタション ポル アキ?

歩き疲れてホテルまで電車で帰りたい、もしくはタクシーを利用するつもりだったけどやっぱり電車にしよう。そうした、この近くに駅があるか知りたい!という時はこのフレーズを使えばOK。

「estacion / エスタション(駅)」の部分を「supermercado / スーパーメルカード(スーパーマーケット)」など違う単語に変えて質問することも出来ますよ。

【番外編】スペイン旅行街歩きチップ!

ホテルの情報をメモしておく

目的地の観光スポットやレストラン、お店への行き方が分からない・・・というのはまだ大丈夫ですが、「ホテルへの帰り方が分からない」なんてことになってしまったら大変ですよね。

タクシーを拾うにも名前や住所が不明でどうにもならない、そんな事態を防ぐためにもあらかじめホテルの名前や住所・電話番号を控えておくと安心です。

観光地ではWifiが使える飲食店を見つけやすい

スペインの観光地ではWifiが使える飲食店を見つけやすく、「ちょっと調べものしたい」「携帯の地図を使いたい」という時に助かります。

ただし、同時に観光地ではスマホのスリにも注意が必要なので、テーブルの上に置きっぱなしで食事したり席を立ったりといったことは厳禁です!

食事や買い物のシーンで役立つスペイン語はこちら

旅先で使えるスペイン語講座では、シーン別に役立つスペイン語をご紹介しています。こちらも併せてチェックしてみて下さいね。

これだけ覚えておけばきっと大丈夫!旅先で使えるスペイン語講座【レストラン編】

これだけ覚えておけばきっと大丈夫!旅先で使えるスペイン語講座【ショッピング編】

スペインへ観光目的で渡航する際にビザは必要?

ところで、スペイン語の便利なフレーズを覚える前にもっと大事なことがありますよね?そう、渡航に関する情報の確認です。

みなさんは2022年からスペインを含むヨーロッパのシェンゲン協定加盟国への渡航に関する制度が大きく変わることをご存知ですか?えっ!知らなかった!という方は制度が変わる前に理解しておきましょう。

スペインを訪れる日本人観光客は「ETIAS ビザ免除」が必須に!

2021年現在、スペインへ観光目的で渡航する際は、パスポートさえあればビザ(査証)なしで入国することが可能です。そのため事前にビザの書類を集めたり、申請する必要はありません。

しかし、2022年以降スペインを渡航する日本人はパスポートの他に「ETIAS(エティアス)ビザ免除」の事前申請が必要になりますので注意しましょう。

それじゃあ、今後は気軽に渡航できなくなるの?と心配になりますよね。ですが大丈夫、そんなことはありませんよ!

ETIAS(エティアス)ビザ免除とは?

ニュースで見聞きするように、近年ヨーロッパはテロなどの犯罪増加が懸念されています。その対策として治安の強化やヨーロッパ内外の国境管理の効率化を実現するために導入される新しい制度が、欧州渡航情報認証制度(ETIAS ビザ免除)という制度なのです。

このETIASビザ免除制度は、スペインのみならずヨーロッパのシェンゲン協定加盟国を訪問する際の渡航要件となり、90日以内の短期滞在で渡航する全ての日本国籍者がETIAS取得義務の対象のため、渡航前の申請が必須となります。

ETIAS(エティアス)の有効期限は?

ETIASの有効期限は3年間あり、有効期限内であれば複数回出入国が可能です。渡航の度に毎回申請が必要というわけではないので、そう考えるとそこまで面倒でもないですよね。

ただし、一度の渡航で連続して滞在できる期間は最長90日間ですので気を付けてくださいね。

ETIAS(エティアス)の申請方法

ETIASはオンライン上での申請となります。申請フォームには様々な入力項目があり、名前、住所、生年月日、パスポート情報、渡航計画、さらに健康や犯罪歴などの質問も含まれています。

申請が完了した後、手数料の支払いを行います。手数料の決済方法はクレジットカードまたはデビットカードのみです。

申請フォームはETIASセキュリティデータベースシステムにより審査され、申請が承認されるとその旨の確認メールが届きます。

今後スペインへ観光での渡航を検討されている方や、ETIASについてもっと詳しく知りたい方はぜひ下記のリンクをご確認下さい。

スペイン旅行のためのETIASビザ免除-Etias.co.jp

まとめ

いかがでしたか?ポケットWifiや海外パケット定額サービスなどを利用して現地でも日本と変わらずスマホで地図が見れる時代ですが、日本の携帯が使えなかったり紙の地図を頼りに街歩きする方などもまだまだ多いかと思います。

そんな時は恥ずかしがらず、現地の方に思いきって話しかけてみて下さいね。そうしたやり取りも旅を彩る素敵な思い出になるはずですよ♪

また、2022年から導入されるETIAS ビザ免除制度についてもぜひお忘れなく!

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