断面が星形になる「スターフルーツ」、この果物の食べ方は?皮は食べられるの??

輪切りにした断面が、星の形になる果実のスターフルーツ。
この果物は、熱帯や亜熱帯などに生息する植物に実ります。
このスターフルーツ、青果コーナーで並べられる事もあるので、もちろん食べることが可能です!

ここではスターフルーツについてご紹介します。
また、皮は食べられるのかどうかについても解説します。

「スターフルーツ」とは

 

スターフルーツとは、カタバミ科ゴレンシ属の植物です。
まずはスターフルーツがどのような果物なのかを見ていきましょう。

スターフルーツの原産地と栽培される場所

スターフルーツの原産地は、南インドなどの熱帯アジアです。
また、東南アジア全域にも生息しています。
中国や台湾といった東アジアにまで広く分布しています。

原生地周辺であるアジア圏だけでなく、スターフルーツはアメリカのフロリダやハワイなど、熱帯から亜熱帯でも栽培されています。
ブラジルやガイアナ、トリニダード・トバゴなどのカリブ海周辺でも栽培されています。

なお、日本では沖縄地方や奄美地方などで栽培が行われています。

スターフルーツの名前

スターフルーツという名前は英語圏でも同じで、輪切りにすると果実の横断面が五稜星型をしているところから来ています。

また、スターフルーツは日本語でゴレンシとも呼ばれます。
これは中国語の「五斂子」から来ています。
こちらも、5つの角がある形状からきている名前となります。

「スターフルーツ」の食べ方

 

スターフルーツは、もちろん食べることができます。
ここからはその食べ方のポイントを見ていきましょう。

熟し度合いで食べ方が変わる!

スターフルーツの旬は9月~11月、1月~2月の年2回とされます。
しかし、輸入品が多いことから年中食べられる果実となっています。

特に水分が豊富な果物で、果実部分が食用となります。

生食やサラダ・ピクルス・砂糖漬けなどにされます。
薄味で淡泊なのですが、酸味があります。

ちなみに、食物繊維が豊富な食べ物となっています。

スターフルーツは皮も食べられる

日本に出回っている果物の多くは、皮を剥いて食べます。
しかし、スターフルーツの場合、皮を剥く必要はありません。
水洗いして汚れをしっかり落とせばそのままたべることができます。

とはいえ、角の部分は皮が固くなっているのでこの部分だけは取り除く必要があります。

輪切りにして出せばSNS映えすること間違いない果物ですよ!

別種「ビリンビ」にはご注意を

 

スターフルーツの別種に「ビリンビ」というものがあります。
こちらは生食には向かないとされていますので、スターフルーツと同じと思って生の状態で口にしないように気を付ける必要がありますね。

ビリンビは酸味が強い!

ビリンビは、スターフルーツよりよほど酸味が強いです。
そのまま食べると酸っぱいため、スターフルーツのようにそのまま食べるという事はされていません。
原産地などでは、塩漬けにしたり、カレーの味付けに使用されています。

スターフルーツほどスターではない

スターフルーツは、輪切りに咲いた際の断面が星型になるというのが最大の特徴と言って差し支えないでしょう。
しかし、ビリンビはあまりスターではありません。

スターフルーツの仲間ではあるものの、角が立っておらず丸っこい形状をしています。
瓜やヘチマに近い形状をしています。

この形状の違いも、両者の大きな差となっています。

まとめ

スターフルーツは、その名前の通り輪切りにすると星の形となる果物です。
世界中の熱帯から亜熱帯で広く栽培されています。
日本でも沖縄のような温暖な地域で育てられています。

甘みが少なくさっぱりしていることから、生食やサラダといった食され方をされています。

しかし、ビリンビという種は、酸味が強すぎて生食には向かないので注意しましょう。

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