ツノニガウリことキワーノ、それは「悪魔の実」ともいわれるフルーツ

世界には、「悪魔の~」といった別名を冠する植物や動物が多くいます。
ここでご紹介する「キワーノ」という植物もそうです。

キワーノは「ツノニガウリ」と呼ばれる植物で、食用や観賞用として活用されているのですが、その独特な形状などから「悪魔の実」ともいわれています。
・・・食べても特殊能力やカナヅチになったりすることはもちろんないですが。

今回はそんなキワーノという植物についてご紹介します。

「キワーノ」とは

これが、「悪魔の実」ともよばれるキワーノの写真です。
表面にところどころある突起状のトゲが不思議なフォルムとなっています。

まずは、このキワーノがどのような植物なのかを見ていきましょう。

「キワーノ」はウリ科の植物

キワーノは、ウリ科キュウリ属のつる植物に分類される植物です。
キュウリ属に分類されるため、形状は異なりますが、キュウリの仲間となります。

同じキュウリ属には、実はメロンも含まれていたりします。

そんなキワーノは、別名でツノニガウリとも呼ばれます。
しかし、ニガウリ(ゴーヤ)はウリ科ツルレイシ属の植物なので、キワーノとは別物となります。

「悪魔の実」といわれる所以

キワーノは、前述の通り「悪魔の実」とも呼ばれています。

もちろん、某海賊漫画に登場する悪魔の実とは関係ありません。

では、なぜキワーノが悪魔の実と呼ばれるのか。
これは単純にキワーノの見た目が由来となっています。
キワーノは角があり、刺々しさと毒々しさを兼ね備えています。

また、果肉部分も緑色のゼリー状でなかなか独自の形状をしています。

これらのグロテスクな見た目が「悪魔の実」と呼ばれようになったのだとか。

「キワーノ」の原産地はよくわかっていない

キワーノはの原産地は、多くの場合アフリカとされています。
しかし、広大なアフリカ大陸のどこが原産地かはよくわかっていないそうです。

現在は、オーストラリアやニュージーランドで生産されています。
また、北米のカリフォルニアや南米のチリなどでも栽培されています。

流通名は「ツノニガウリ」や「ツノメロン」

キワーノは、流通時にはキワーノではなく「ツノニガウリ」や「ツノメロン」となっていることが多いです。
これにはちょっとした理由があったりするんだとか。

英名は「horned melon」

キワーノは英語で、ツノメロンを意味する"horned melon"と呼ばれています。
また、アフリカツノキュウリという意味で"African horned cucumber"、ゼリーメロンという意味で"jelly melon"とも呼ばれることがあります。

「キワーノ」の名前で流通しないのは・・・

日本では、ほとんどキワーノの名前では流通していません。

正式な日本名では「ツノニガウリ」とされています。
だからこそ、キワーノの名前では流通することが少ないのです。

「キワーノ」の食べごろ

キワーノは、観賞用だけでなく、食用としても活用されています。
ここからは、キワーノの食べ頃などをまとめます。

「キワーノ」は追熟する

キワーノの果実は追熟します。
過日が緑色だと未成熟の状態です。

それがだんだんと薄い黄色から濃い橙色へと変化します。
この黄色くなった状態が完熟した食べごろな状態です。
熟成すればどの段階でも食べることができるため、頃合いを見て食べてみましょう。

しかし、色が濃くなり熟しすぎると破裂して種子を放出してしまいます。
そのため、熟した後はすぐに食べてしまうのが良いでしょう。

キワーノには、特に旬というものはありません。
表皮が緑色から黄色へと変わり、弾力が出たら食べ頃です。

なお、果肉は半透明でゼリー状となっています。
この果肉にあ甘みはあまりなく、微量の酸味がある程度です。
そのため、かなり淡泊な味だと感じる方が多いです。

味は「バナナ×パッションフルーツ」「バナナ×キュウリ×ライム」など人によって感想も変わってくるようです。

棘は折らないように保管しよう

キワーノは、長期保存できる植物です。
比較的涼しい場所であれば、室温で約2週間~1ヶ月持ちます。
そのため、食用だけでなくユニークな見た目から観賞用とされることもあるくらいです。

ただ、棘は折らないように保管するのが大切です。
棘が折れると傷むのが早くなってしまいます。

扱う際も棘が多いので注意が必要となるでしょう。

まとめ

キワーノは、「ツノニガウリ」という名前で流通されていますが、日本ではあまり知られていない果実です。
そのグロテスクな見た目から「悪魔の実」とも呼ばれています。

とはいえ、食べたからといってゴムゴム人間になったりバラバラ人間になったりすることはありません!(笑)
ぜひ、機会があれば食べてみてください。

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