
陸に打ち上げられて動けなくなった巨大なマナティ。
このマナティを水へ帰すための救出作戦で大活躍したのは、なんと『あの重機』でした。
目次
砂まみれのマナティ
マナティが発見された時の状況がこちらです。

砂まみれになって横たわっているマナティ。
川や海など水中で暮らしているはずのマナティがなぜ?と驚かされますよね。

しかも、打ち上げられた後に転がって移動したのか、発見場所は水から遠く離れていました。
どうやら水に戻れないまま動けなくなってしまったようですね。
あの重機が大活躍!
現場へ専門家の女性が駆けつけ、マナティを水へ帰すための救出作戦が開始されますが・・・、マナティの体重は少なく見積もっても約770kg。
この巨体を運ぶには、体格の優れた人が最低でも10人は必要だといいます。
そこで登場したのが『あの重機』でした。

その重機というのは、ブルドーザーでした。
これを使って陸の砂をどんどん掘り出していく作戦を思いついたのです。

ブルドーザーの活躍のおかげで、マナティが横たわる場所まで大量の水が流れ込んできました。
これで浮力を利用してマナティを運ぶことが可能になりました!

陸の上では全く動きそうになかったマナティですが、ご覧の通り。
少人数の力でスムーズに運ぶことができましたし、泳げる場所まで無事に帰すことができたのでした。
人間の知恵と文明の利器を組み合わせた素晴らしい救出作戦でしたね。
動画はこちら
ブルドーザーを用いて陸に打ち上げられたマナティを救助した時の様子は、こちらの動画からご覧いただけます。