サメの肌を電子顕微鏡で見たときの画像が海外掲示板サイトのRedditで話題となっていたのでご紹介します!
コレが電子顕微鏡で見たサメの肌です。
出典:i.imgur.com
ざらざらしている肌をサメ肌とも言ったりしますが、本当のサメの肌は、まさにサメ肌。というよりも、ざらざらを超越して鋭く尖がっています。また、規則正しく並んでいて、歯が積み重なっているような感じです。このフォルムは水の抵抗を小さくするための構造だとか…。
(この画像に対して寄せられていた声)
・自然界の規則正しく並ぶもの…ぞっとする。
・サメ肌はメタルか!?
・歯みたいだな。やすりがけに使用できそうだ。
・泳ぐスピードはここからもきていたのか。
・サメ肌の「ざらざら」どころの話じゃないな。
歯のように見える部分=循鱗(じゅんりん※サメやエイ類にみられるうろこ)は、実際に歯と同じように硬いエナメル質からできているそうです。これだけ鋭いうろこが並んでいるため、「わさびおろし」にも使われたりするのですね。
また、サメが泳ぐ際にV字型の溝の部分に小さな渦ができるそうです。その小さな渦は、うろこの表面で水流が乱れることを防いで水をスムーズに流し、泳ぐ時の抵抗を抑えるそうです。
付着物が付きにくい
サメ肌には、水の抵抗を小さくすることに加え、「付着物が付きにくい」という優れた特徴があります。うろこに小さな突起があって表面が粗いため付着しにくいそうです。また、一つ一つのうろこが互いに曲がって重なり合うため、付着物がついてもそぎ落とされてしまうようです。
サメが速く泳げる理由は、こうした皮膚の構造にもあったのですね!