熱中症のリスクと隣り合わせの暑い日々が続いています。
通勤で15分程度歩いている最中、熱中症になってしまった医療従事者の方のツイートが話題になっています。
目次
そんなに暑いと感じなかったのに
投稿されたのは、医療従事者の八汰🐈⬛(@yatuda_yata)さん。
熱中症を発症してしまった時の詳細を綴られています。
こんばんは、本日通勤してて徒歩15分程度でII度の熱中症になって職場着いた瞬間保冷剤まみれになった八汰です
出勤時間の職場付近は曇り。30度の湿度82%の無風。そんなに暑いと感じなかったのにたった15分でこのザマです。
歩き出して5分程で立ちくらみ(熱失神)、続いて手足が震えるようになりました→— 八汰🐈⬛ (@yatuda_yata) June 27, 2022
「まぁいつも立ちくらみ程度ならなってるし、水分も摂ってるしすぐ職場だしな」と呑気に歩き出して更に5分。体が異様に重怠い。そんなに疲れる事昨日したっけ!?と思いつつ近所のコンビニに入って追加の水分を購入。熱中症かなぁとここら辺で思いつつ、もう職場は目の前なので引き続き徒歩移動。→
— 八汰🐈⬛ (@yatuda_yata) June 27, 2022
段々めまいが酷くなってきて耳鳴りがしてくる。でも汗かいてない。汗をかいてないのはヤバい。頭痛も酷くなって、職場に着いた瞬間嘔吐。先輩の「どうした?熱中症?仕事できるか!?症状何が出てる?!」という問いに「…あぇ、あの…らいじょぶ、れふ…」と答えられず(Ⅱ度/中等度の軽度意識障害)
— 八汰🐈⬛ (@yatuda_yata) June 27, 2022
この日の八汰さんは朝食を食べ、昼からの出勤に備えて昼食を食べ、こまめに水分を捕球しながら歩いていたそうですが、予防対策をしていながらも熱中症を発症してしまいました。
違和感という体からの警告を見逃していた
頭痛や目眩などがひどくなり、なかなか起き上がることができなかったという八汰さん。
職場(病院)にいた方々の適切な対応のおかげで徐々に動けるようになったそうです。
首、腋、鼠径に保冷剤を挟み込んで休憩室に転がされる八汰。頭痛と目眩がひどい。
先輩が「点滴しようか?」と言ってくれたが、八汰は点滴恐怖症(液体が血管から体に入るのがまじで無理)なので「軽症まで…回復したら…絶対…経口補水するので…点滴はやめて…くらしゃい…」と懇願…😂😂— 八汰🐈⬛ (@yatuda_yata) June 27, 2022
起き上がれるようになったので後輩君にお願いしてスポドリと水を買ってきてもらい、交互に飲みまくり、4時間くらいで2.5Lを飲み干す。でも全然トイレ行きたいと思わない。そのくらい体が枯渇してたんだなぁとゾッとしました。
今は手足の痺れがちとありますが普通に動けるようになって仕事してます☺️→— 八汰🐈⬛ (@yatuda_yata) June 27, 2022
恥ずかしながら現職の医療従事者がたった15分でこのザマです。しかも気をつけて水分補給定期的にしてたのにです。
「何か変だな」「いつもと違うな」この時点で熱中症を疑ってお店でしばらく休ませて貰えば良かったです
違和感という体からの警告を見逃しました。皆さんもどうかお気をつけ下さい😭😭— 八汰🐈⬛ (@yatuda_yata) June 27, 2022
長々すみません、ほんと誰がいつなるかわからないものですね………フォロワーよ、健やかであってくれ……
— 八汰🐈⬛ (@yatuda_yata) June 27, 2022
そんなに暑いと感じなかった上、歩いていた時間も少なかったにも関わらず、これだけの症状で出てしまうとは熱中症の恐ろしさを改めて思い知らされます。
いつもとの違いを少しでも感じた時は、無理をせずにしばらくの間休んだりするべきですね。
子どもや高齢者は要注意
八汰さんは今回の体験を踏まえ、特に熱中症のリスクが高い子ども(乳幼児・幼児)や高齢者は要注意と警告されています。
子どもは体温調節機能が未発達で汗をかくまでに時間がかかり、熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。また、身長が低いため、地面からの照り返しの影響を受けやすいという問題もあります。
高齢者は、暑さを感じにくくなったり、行動性体温調節が鈍ったり、発汗量・皮膚血流量の増加が遅れたりするなど、熱中症にかかりやすい要素がいろいろとあります。
今回の一連のツイートを通じて、熱中症予防を考えるきっかけにしたいですね。