
目隠しをしてルービックキューブを競い合う大会があることをご存知ですか?
視界が遮られているにもかかわらず、驚愕のスピードで揃えてしまうシーンをご紹介します!
目次
凄すぎて声が出ちゃう!
投稿されたのは、スピードキューバーのK.H.Cuberさん。スピードキューブを始められたのは約4年前で、目隠しルービックキューブを始めたのは約3年前とのこと。
スピードキューブには、「2x2x2」や「3x3x3」、「4x4x4」、「3x3x3 片手」、「3x3x3 足」など多くの種目があり、K.H.Cuberさんは「3×3×3目隠し」をメインに取り組んでいるそうです。

こちらは、「大田BLD2022」という目隠しルービックキューブの大会の模様。K.H.Cuberさんは、手に持ったルービックキューブの状態を頭に入れている様子。

しばらくすると目隠しをし、隣りの男性が下敷きのようなもので視界を遮ります。

目が見えないにもかかわらず、ものすごい速さでパーツを揃えていきます。隣の男性も驚いています。

すべての面を揃えると、目隠しを外してガッツポーズ。全面を揃えるまでにかかった時間はわずか18秒。K.H.Cuberさんはこの大会で見事に優勝されたそうです。
動画はこちら
動画でご覧いただくと、その凄さがわかります。
俺が目隠しルービックキューブ
日本一だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/I4J8loRdxl— K.H.Cuber (@Ma29K) July 30, 2022
揃える速さも凄いですが、アイマスクをつける速さにも驚かされます。
ストーリー法で記憶する
目隠しルービックキューブのコツについてお聞きすると、次のように教えてくれました。
「まず、パズルの状態を文字に変換してから、2文字ずつ単語にし、それらを組み合わせてお話を作ります。ストーリー法と呼ばれる記憶法です。文字に変換する段階では、どのパーツをどの順番で交換すれば揃うのかを見ています。
あとは事前に覚えておいた交換手順を文字列に沿って回すと揃います。この交換手順はパズルの3つのパーツだけ交換するもので、他のパーツを考慮する必要がありません」
コツを聞いてみましたが、なんとなくわかったような・・・。コツを聞いたからと言って自分が出来るとは思えませんでした。
とにかくK.H.Cuberさんが凄すぎるという事は確かです!!
競技人口が増えるきっかけになるか
K.H.Cuberさんいわく、今回の大会を機に目隠しルービックキューブを始めた方も多かったようで、活気がある大会だったようです。
予選と決勝の2ラウンドが設けられるなど2019年以来となる規模での開催だったようですが、今回の動画が、競技人口の増えるきっかけになるかもしれませんね。