10月2日は「豆腐の日」!毎月12日も「豆腐の日」!なんで2パターンもあるの?【今日は何の日?】

毎年10月2日は「豆腐の日」です。
この日は、日本豆腐協会によって制定された記念日とされます。

また、毎月12日も「豆腐の日」とされています。

ここでは、2パターンある「豆腐の日」について見ていきましょう。

2通りある「豆腐の日」

 

多くの記念日はひとつしかないものが多いですが、「豆腐の日」は2通りあります。

10月2日の「豆腐の日」

ひとつめの「豆腐の日」は10月2日です。
この記念日は、1993年に豆腐製品の製造・販売・流通・品質に関する研究・開発・教育を促進している日本豆腐協会が制定しました。

その成り立ちは、「豆腐」という言葉の語呂合わせから来ています。
日付の10を「とう」、2を「ふ」と読ませて「とう(10)ふ(2)の日」となっています。

毎月12日にある「豆腐の日」

日本豆腐協会は、毎月12日も「豆腐の日」と制定しています。
こちらは、12日を10と2に分けることで「とう(10)ふ(2)」と語呂合わせをしています。

歴史の古い食べ物の「豆腐」

 

古くから食されてきた「豆腐」、その歴史について見ていきましょう。

日本ではいつ頃から食べられている?

豆腐は、中国から日本に伝わってきたものだとされています。
その伝来時期については諸説あり、平安時代に遣唐使によって伝えられた、遣唐使として現地に赴き真言宗を学んだ弘法大師こと空海が持ち帰った、鎌倉時代に中国から来た僧侶が伝えた友いわれています。

庶民も口にできるようになったのは鎌倉時代のことと考えられており、室町時代に入る頃には日本各地で食べられるようになったとされています。
日常的に食べる国民食のような存在になったのは、江戸時代のことなります。

多くの国々で食べられて来た豆腐

豆腐と聞くと、日本独自の食べ物と思われるかもしれませんが、日本には中国から伝えられたという来歴があるように、他にも広まった国はあります。
そのため、中国をはじめ韓国や台湾といった日本の近隣国の他、ミャンマーやインドネシアにタイにベトナムなどのように東アジア圏で食されてきました。

昨今は、豆腐は良質なタンパク質や植物性脂肪を含むことなどから、世界的な健康ブームも相まってヨーロッパやアメリカでも注目を集めています。

「絹豆腐」と「木綿豆腐」の違いは?

 

日本で食される豆腐の中で一番スタンダードな「絹豆腐」と「木綿豆腐」、その違いについても見ていきましょう。

「木綿豆腐」とは

木綿豆腐は、豆ニガリなどの凝固剤を加えて固めた豆乳を型箱に流し込み、重しを乗せて圧力をかけることで水分を切ると共に再度固めることで完成する豆腐です。
遣唐使などにより日本に伝わった豆腐を原型としているとされますが、中国でいつごろから作られるようになったのか、などは明確にはなっていないようです。

「絹豆腐」とは

絹ごし豆腐は、豆乳にニガリなどの凝固剤を加えたものを枠に流し込み、重しを乗せずに固めたものです。
江戸時代に玉屋忠兵衛という人物が作り、根岸で豆富茶屋を開いたがはじまりと伝わっています。
このお店は、現在も鶯谷にあり、その店名を「笹乃雪」といいます。

まとめ

10月2日は「豆腐の日」です。
これは、「とう(10)ふ(2)」という語呂合わせから来た記念日となっています。
同じ語呂合わせから、毎月12日も「豆腐の日」になっていますよ。

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