まとめ役といった意味で用いられるビジネス用語の「オーガナイザー」。
この言葉は、どのような集団なのかで意味合いが変わってきます。
そこでここでは、この「オーガナイザー」という用語について解説します。
目次
「オーガナイザー」とは
まずは「オーガナイザー」という言葉自体の意味を見てみましょう。
「オーガナイザー」の意味
「オーガナイザー」は、まとめ役を表す言葉で、会社や企業における組織者を指す際に用いられます。
その由来は、「編成する人・整理する人」を意味する”organizer”から来ています。
その意味合いが変化することで「まとめ役」をするようになりました。
略して「オルグ」とも
「オーガナイザー」は、「オルグ」と略されることもあります。
これは「オーガナイザー」の英語表記”organizer”から頭の3文字「org」を取ったところから来ています。
様々な人に対して用いる「オーガナイザー」
「オーガナイザー」はビジネスシーンによって、どんな人を呼ぶのかが変わってきます。
企業・団体といった組織のトップ
会社をはじめとした企業や団体における「オーガナイザー」とは、トップや首脳陣の事を指します。
組織の主要人物全般を意味することもありますが、組織全体を牽引するトップを指して使用されます。
そういった意味では、リーダーの別表現といえるかもしれません。
企画・イベントの主催者
イベントであったり企画の中における「オーガナイザー」は主催者を意味することもあります。
特定の行事で人を集める人物という意味でも使用されます。
そのため、「ホスト」と同様の意味合いで用いられます。
「イベントオーガナイザー」は、ライブやスポーツイベントに展示会、記者会見などの企画・制作・運営を行う人です。
コンサートプロデューサーなども、広義では「イベントオーガナイザー」と呼ばれます。
人以外に用いる「オーガナイザー」
「オーガナイザー」と呼ばれるものは、なにも人間だけではありません。
ここからは、そんな人物以外に対して使う「オーガナイザー」について見ていきましょう。
整理・収納にまつわる「オーガナイザー」
「オーガナイザー」は幅広い意味で使用されています。
例えば、ファッション業界やインテリア業界では収納箱を指す言葉ともなります。
洋服を収納するタンスや、バッグインバッグやポーチといったバッグの中の荷物を整理するアイテムや財布入れ付きのパスポートケースなどが「オーガナイザー」と呼ばれることもあります。
まとめ
「オーガナイザー」は、まとめ役のことを意味するビジネス用語です。
ビジネスシーンによって意味は変化し、企業や団体では組織者を、イベントにおいては主催者やホストとなる人物を指しあらわします。
また、ファッションやインテリアといった業界においては人物のことではなく、収納箱に対して「オーガナイザー」という表現が用いられます。