5月の第2日曜日には「母の日」があります。
この日はプレゼントとして、どんな花をプレゼントするといいのでしょうか。
そこでここでは、この時期に咲いている感謝や愛といった花言葉のある花について解説します!
目次
母の日の定番の花「カーネーション」
「母の日」に贈る花として定番の「カーネーション」。
このカーネーションの花言葉やなぜ定番となったか、その経緯について見ていきましょう。
カーネーションの花言葉
カーネーション全体の花言葉は「無垢な深い愛」です。
色によって異なる花言葉もある
そして、赤いカーネーションは「母への愛」という花言葉があります。
また、ピンクのカーネーションの花言葉は「感謝」です。
存命の母親に贈るのであれば、赤やピンクのカーネーションは特に適した花言葉となっていますよ。
ただし、濃い赤のカーネーションには「哀れみ」という花言葉があります。
そして、黄色いカーネーションの花言葉は「嫉妬」「侮蔑」「軽蔑」「愛情の揺らぎ」となっています。
ネガティブな花言葉という要素では贈り物にしにくいかもしれませんね。
また、オレンジの「カーネーションも花言葉は「熱愛」。
恋人に贈るにはいいかもしれませんが、母親に贈る花としてはやや適切ではありません。
とはいえ、どのカーネーションもとても綺麗な花であることにはかわりありません。
なので、花言葉を気にするのではなく、感謝の気持ちを贈るという点を優先して贈るのもいいでしょう。
一方、亡くなった母へ贈るカーネーションと言われるのが、白いカーネーションです。
実際のところ、白いカーネーションには、「亡き母を偲ぶ」「私の愛は生きている」という花言葉があります。
【驚愕の事実】母の日に贈る感謝の気持ちを込めたカーネーション、実はプレゼントしてはいけない色があった!
カーネーションを贈るようになった理由
日本における「母の日」の風習は、アメリカから伝わってきました。
アンナ・ジャービスという女性が、1907年5月12日に亡き母を想い、母親が日曜学校の教師をしていた教会に白いカーネーションを贈りました。
そして、翌年には日曜学校の生徒とその母親を呼んで集いを開きました。
この時には、集いの参加者全員に白いカーネーションを渡していったのだとか。
このアンナ・ジャービスの活動が、母の日の始まりとされています。
ちなみに、アンナ・ジャービスが白いカーネーションを教会に贈ったり、集いの参加者に渡していったのは、白いカーネーションが母親の好きな花だったからだそう。
カーネーションを贈るのが定番化したのは、「母の日」をはじまりとなるジャービス母子にまつわる花だったからという事になります。
「感謝」の花言葉がある花
母の日に贈る花はカーネーションでないといけない、という決まりはありません。
では、他にどんな花を送るのがいいのでしょう、。
ここからは、「感謝」にまつわる花言葉のある花について見ていきましょう。
ピンクのバラ
ピンクのバラには、「感謝」という花言葉があります。
そのため、母の日に贈るのにも最適な花のひとつと言えるでしょう。
バラは豪華な花姿と芳醇な香りを持つ花なので、母の日にプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。
ホワイトレースフラワー
ホワイトレースフラワーにも「感謝」という花言葉があります。
名前の通り白い小花が繊細なレースを思わせる姿をしているこの花の開花時期は5月から6月にかけて。
まさに「母の日」の時期の花ということになります。
また、「可憐な心」や「細やかな愛情」といった花言葉もありますよ。
ベルフラワー
オトメギキョウとも呼ばれるベルフラワーの花言葉は「感謝」、そして「誠実」「楽しいおしゃべり」です。
カンパニュラの仲間の中でも特に小振りな花を咲かせるこの植物は、4月から6月ごろに開花時期を迎えます。
「愛」を伝える花言葉がある初夏の花
「母の日」には、親愛の思いを込められた花言葉のある花を母親に贈る、というのもいいかもしれません。
そこでここでは、「愛」にまつわる花言葉のある花を紹介します。
バラ
日本でも、恋人に贈る花として重宝されるバラには、正に「愛」という花言葉があります。
そして、前述のピンクのバラには感謝という花言葉があったように、色別に花言葉が設けられています。
例えば、白や紫のバラには「尊敬」、オレンジのバラには「幸多からんことを」といった親愛を込もった花言葉があります。
ブルースター
欧米での結婚式の慣習にならいサムシングブルーとしてブーケに用いられる事のあるブルースター。
この花には、「幸せな愛」や「信じあう心」という花言葉があります。
ベゴニア
バラに似た大輪の花を咲かせるベゴニア。
春咲きと秋咲きの年2回の開花時期のあるこの花には、「幸福な日々」という花言葉があります。
白いベゴニアには「親切」、ピンクのベゴニアには「丁寧」という花言葉もあります。
その一方で、「愛の告白」や「片思い」といった花言葉もあります。
まとめ
「母の日」に贈る定番の花カーネーションには、「無垢な深い愛」という花言葉があります。
また、赤いカーネーションには「母への愛」、ピンクのカーネーションなら「感謝」といった花言葉があります。
これらの色のカーネーションは、特に母親が存命な時に贈るともされます。
それに対して、白いカーネーションには、「亡き母を偲ぶ」「私の愛は生きている」という花言葉があることから、亡くなった母親を偲んで贈るのは白いカーネーションともされます。
しかし、カーネーションでないといけないという理由も特にないので、気に入った花を贈るのも全く差し支えありません。
こちらも忘れないであげてくださいね。
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