
「完璧だ…とにかく美しい」「歴史の長さはダテじゃないな」
日本の男子団体・空手演武の映像に世界中から称賛の声が寄せられています。そのきっかけとなったのが2012年に行われた「第21回世界空手道選手権大会」の映像です。
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男子団体「形(かた)」で優勝
空手には形という種目があります。「第21回世界空手道選手権大会」で、日本は男子団体「形」で優勝しました。形とは各種の技を決まった順序で演武し、演武時間は形によって数十秒から数分間続きます。
以下は、優勝を決めた際の演武の映像から抜粋した画像です(映像はページ最下部にあります)。
完璧に揃い、しなやかであり強くもある美しい動き。
4年前の大会の映像ですが、海外サイトでは度々紹介されているため、今でも話題に挙がっているといいます。「完璧に揃っていて、とにかく美しい」「これはどんな競技でも同じ事だけど、歴史が長い国はやっぱり違う」「繊細で力強い。さすが空手の母国だ」などの声が寄せられていました。
空手の「形」と「組手」が東京五輪の種目に決定
この度、日本発祥の武道である空手が東京五輪で正式種目に選ばれました。種目は「形」と「組手」の2種目。「形」は男女1競技づつで、「組手」は男女共に体重別3階級の6競技となり、提案がそのまま通った形となったそうです。空手の国際競技団体は、1対1で対戦する「組手」と突きや蹴りの正確さを競う「形」が空手の両輪だとしてオリンピックでは両種目の採用を求めていました。空手は過去に2度正式種目の候補になっていましたが2度共採用されず、今回の3度目で念願の採用となりました。
こちらが、2012年に行われた第21回世界空手道選手権大会の時の映像です。美しい演武をぜひご覧ください!東京五輪でのメダル獲得にも期待が高まりますね!
<動画はこちら>
出典:YouTube
出典:www.youtube.com / www.jkf.ne.jp