フィリピンで“デング熱”から命を救った「蚊取りボトル」を簡単に作る方法とは?

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先日、日本でも国内感染が確認された“デング熱”。フィリピンではこの“デング熱”により毎年数万人が亡くなっており感染を予防が急務とされてきました。その感染予防に大きな効果をあげたのは誰でも簡単に作れる「蚊取りボトル」でした。今回この「蚊取りボトル」の作り方をレクチャーしている映像がありますので最後に紹介します。

デング熱とは?

デング熱とは?
デングウイルスが感染しておこる急性の熱性感染症で、発熱、頭痛、筋肉、痛や皮膚の発疹などが主な症状です。

どのようにして感染するのですか?
ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します(蚊媒介性)。ヒトか らヒトに直接感染するような病気ではありません。また、感染しても発症しないことも多くみられます。

感染を媒介する蚊は日本にもいますか?
主たる媒介蚊はネッタイシマカ(日本には常在していません)です。ただし、日本のほとんどの地域(青森県以南)でみられるヒトスジシマカも媒介できます。

(※厚生労働省HPより引用)

フィリピンで普及した「蚊取りボトル」

毎年2万人以上の“デング熱”による死者があったフィリピンで地元の企業マイニラッド社が低コストで蚊を撃退できる「蚊取りボトル」を作り多くの人々に配布しました。結果、デング熱による死者は前年同月比55%も減少させるという大きな効果をもたらせました。

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<動画はこちら>

「蚊取りボトル」の作り方は?

この「蚊取りボトル」、材料さえ用意すればだれでも簡単に作れます。最後に日本語で作り方をレクチャーしている動画がありますのでご覧ください。

■材料
・2Lペットボトル
・熱湯
・イースト
・砂糖(ブラウンシュガー)

<動画はこちら>

この「蚊取りボトル」で蚊を退治してくれるのには一定の効果があると思いますので、興味のある方は材料を用意して作ってみてはいかがでしょうか?

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