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穏やかに揺れる波、そこに立ち並ぶ民家。この写真、どうにも旅に出たくなる一枚だと思いませんか?
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日本のヴェネツィア『伊根の舟屋』
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ここは、京都府与謝郡にある『伊根の舟屋』。そこには、伊根湾に面して立ち並ぶ200件以上の民家が広がり、今までに見たことのない、それでいて何とも胸が締め付けられるような懐かしさのある風景が広がっています。
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『伊根の舟屋』の周辺の海は、とっても穏やか。それは、日本海に面し逆Uの字に突き出た半島が緩衝壁となっているため。波が少ないので、とってもゆったりとした雰囲気を醸し出していますよね。
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『伊根の舟屋』の独特な景観は、“日本のヴェネツィア”とも称されています。その風景が醸し出す何とも言えない情趣の根底には本場ヴェネツィア同様、海辺で暮らす人々の生活がありました。
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ここに立ち並ぶ舟屋は海面にせり出すように建築されていて、1階は船揚場・物置・作業場で、2階が居住スペースになっています。
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一階の床は、船を引き上げやすいよう海に向かって傾斜していて、作業場は漁の準備や漁具の手入れ作業に使われたり、魚干物の乾場に使われたりしています。
この景色に、珍しさだけじゃなく独特の色気を感じるのは、ここに生きる人たちの暮らしが滲み出ているからなんですね…。
今、行きたい『伊根の舟屋』観光
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これらの舟屋の群れは、映画やドラマのロケ地にもなっていて、『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』や『釣りバカ日誌5』等もここで撮影されています。
付近には伊根湾を望める民宿も多くあり、観光地としても有名。
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舟屋の群れを、会場から眺めるのであれば遊覧船も。30分の伊勢湾周遊の間には、カモメに餌をあげることもできます。
海辺や街並みの散策には、レンタサイクルも活躍します。
この景色を背景にして、潮風を切って自転車をこぐ...絶対イイ。
そして、海辺の町に行くならやっぱり外せないのは海鮮グルメですよね!こちら伊根町の『舟屋』さんでは、新鮮な海鮮丼や牡蠣、ブリしゃぶなどが食べられます。
いかがでしたでしょうか?日本のヴェネツィア『伊根の舟屋』一度は見てみたくなりましたよね。