ヤマト運輸が2015年3月31日の受け付け分をもってクロネコメール便を廃止することを発表しました。
廃止する理由としてのポイントは「信書」であるとして以下を説明しています
・メール便で「信書」を送ることは郵便法で認められていない
・そもそも「信書」の定義が曖昧
・これまでも利用者が違反するケースがあった
・「安全で安心なサービスの利用環境」と「利便性」を自社の努力だけで両立させるのは難しい
これまでメール便は、郵便受けに入るサイズのものを比較的安価で送ることができるサービスとして、企業間はもちろん、ネットオークションでの個人間での取引に広く使われていました。それを受けネット上では大きな話題になっています。
https://twitter.com/AMko10/status/558196822640820224
https://twitter.com/cseo_pri/status/558196789140918273
https://twitter.com/dorawo212/status/558196738314342400
https://twitter.com/t_tact/status/558196690612543489
4月からはカタログやパンフレットなど「非信書」であることを事前に確認できた法人に対して、「クロネコDM便」としてサービスを提供するほか、小さな荷物をやりとりするニーズに応えるために宅急便のサービスを拡充する予定とのこと。
利用者にとっては、使い勝手が良いサービスだっただけに残念ではありますが、今後の代替サービスもしくは規制緩和による復活などの展開に期待したいところです。