
皆さんこんにちは。ベーシストの蓮池真治です。
僕は普段ミュージシャンとして活動しているのですが、昨年ひょんなきっかけからFUNDOで記事を書かせていただきました。
青春の1ページが蘇る!プロベーシストがオススメするJUDY AND MARYの名曲10選
そして今回は、FUNDOの編集長から「一緒に取材行きませんか?」とお誘いを受けまして...(笑)
なんと2019年4月4日(木)にオープンした「無印良品 銀座」と、さらに日本初となる無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」のメディア内覧会に潜入してまいりました!
ってか、でっかい無印良品が銀座にオープン!?
そして日本初の「MUJI HOTEL GINZA」って!?
今回はそんな疑問にお答えすべく、リポートしていきたいと思います。
目次
有楽町からお引っ越し!銀座に誕生した「無印良品 銀座」
内覧会が行われたのは、4月2日。2日後のオープンを前に、メディア対象者に向けて行われました。
ってなことで銀座に到着。
今回はFUNDO編集長と共に取材するため、コーヒーショップで待ち合わせをしてから行くことにしていたのですが、蓮池いきなりお店を間違えるというポンコツぶりを発揮…危うく遅刻するところでした(編集長すみません…)
そんなアクシデントにもめげず、ドキドキしながら銀座の街を歩くと…うわ!でかっ!
これが新しい「無印良品 銀座」でございます。
すでにメディアの方が外観を撮影しており、蓮池興奮!ってなことで、とりあえず記念撮影(笑)
ちなみにメディア内覧会なので、失礼がないようにスーツを着て行ったのですが、意外とカジュアルな方が多かったです(編集長には結婚式ですか?と言われた…)
さて、そんなこんなで真新しいビルの中に入り、全体説明会が行われる地下のスペースへ。
うぉっ!すごい数の人…
やはり話題沸騰の「無印良品 銀座」、テレビカメラも入り大勢のメディア関係の方がひしめき合っておりました。
テレビで見たことある風景だ…
興奮しながらも、全く居場所がなかったので、会見場とは別のモニター付近に陣取り話を聞くことに。
そして説明会がスタートしました。
2018年12月に、無印良品の世界旗艦店「無印良品 有楽町」が東京都の再開発に伴い閉店。そして今回「無印良品 銀座」は新たな世界旗艦店としてオープンを迎えるとのこと。
有楽町店、閉店してたんだ。知らなかった…
昔バイト先が近くにあったのでよく行ってたっけ。
ちなみに取材後に行ってみたのですが、有楽町店の跡地は現在、オリンピックボランティアのオリエンテーション施設になっていました。
さて、そんな「無印良品 銀座」の店舗コンセプトは...
「ヒトとつながる」「マチをつなげる」
というもの。銀座のマチに必要な居場所であり、いつでも立ち寄れる公園のような場所でありたい…そんなコンセプトのもと生まれた施設なんだとか。
建物自体は、地下1FにMUJI Dinerと呼ばれる食堂、1Fから5Fまでは無印良品の売り場、6FはATELIER MUJI GINZAと和食レストラン”WA Japanese Restaurant”、そしてMUJI HOTEL GINZAのフロントが広がり、7Fから10Fまでが客室といった構成になっています。
そして株式会社良品計画の松崎社長が、挨拶の際語られていましたが、この施設の特徴の一つ、MUJI HOTEL GINZAは、無印良品が1979年に創業して以来の念願だったそうです。
日本に先駆けて2018年1月に中国の深圳、6月に北京でMUJI HOTELをオープンし好評を得、満を持して今回日本初のオープンになったのだとか。そして3月20日から予約を開始したところ、国内外から予約が殺到し、しばらくは満室状態。
ひょえ~、これはますます期待大ですな!そんなふうに思いつつ全体説明会は終了。ここからはお楽しみの自由内覧!ってなことでまずは1Fから見ていきましょう!
1Fは暮らしの基本となる”食”がテーマ
お店に入ってまず目を引いたのが、ガラス張りの入り口からも見えるベーカリー。
こちらは朝7:30に開店するので、出勤前などに気軽にコーヒーと焼きたてのパンを味わえるそうです。なんと、モーニングコーヒー予約サービスというものもあり、無印良品のアプリ”MUJI passport”から事前の注文と支払いをすることができるのだとか。朝急いでいる時にはとても嬉しいサービスですね。
そしてシンプルな原材料と化学調味料不使用で安心安全の日替わり弁当の販売や、新鮮な青果の数々。
ちなみに青果コーナーでは、テイスティング・アドバイザーが旬や生産ストーリーを教えてくれるんですって。
ブレンドティー工房では、32種類のレシピからお好みのお茶をその場でブレンド!自分好みのお茶が見つけられそうですね。
その他にも季節のフルーツや野菜を使ったフレッシュジュースを提供するジューススタンドや、大人気のレトルトカレー(蓮池も大好物)、4月4日から「無印良品 銀座」にて先行発売され、4月27日から無印良品限定60店舗で発売される新商品の溶けにくいアイスなど、様々な食にまつわるものが並んでいました。
…発酵ぬか床、気になる…(私こう見えてぬか床男子)
様々な商品やサービスに目移りしてしまうとても楽しい1Fでございました。
それぞれのフロアテーマに基づいた売り場たち
さあ、2F~5Fはどうでしょうか。
”素材が伝わる”がテーマの2Fでは紳士夫人ウェアなどが展開され、3Fでは”毎日使う”がテーマのインナーウェアや靴下、ヘルス&ビューティー関係などが販売されています。
4Fは”発見とヒント”ということでキッチン用品や家電など、5Fは”くらしに役立つ”をテーマにした寝具や収納関係や配送カウンター、専門知識を持ったスタッフがサポートしてくれるMUJI SUPPORTのデスクなどがありました。
無印良品単独の店舗面積としては世界最大の無印良品銀座。自然そのままの良さ、シンプルなデザインの提案がコンセプトの無印良品ならではの商品が沢山並んでいる売り場たちでした。
おしゃれ空間ATLIE MUJI GINZAと樹齢400年の楠が自慢のSalon
6Fに上がってきてまず目につくのが、ATLIE MUJI GINZAと呼ばれる展示スペースでした。
無印良品の複合的なデザイン文化の発信基地として機能するギャラリーで、年に3回展示内容が変わるようです。
Gallery1では4月4日から7月21日まで『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト"』展が、Gallery2では『言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト』展が展示されています。
そしてその横にはSalon、Lounge、Libraryで構成されるスペースが広がっています。
Salonでは朝10:00から深夜26:00までお茶やお酒が楽しめます。そしてこのSalonの特徴は何と言っても10mの大きなカウンターテーブル!
ひゃー!でかい!
こちらのカウンターテーブルは、樹齢400年の楠が使用されているんですって。こんなところでコーヒーやお酒を楽しめるなんて、めちゃ贅沢ですな!
あー、呑みたくなってきた…
はい、まだ仕事中なので、コーヒーにしておきます。
Libraryは、デザイン関連の書籍が観覧可能な空間。
そしてLoungeスペースはSalon席として解放されていますが、Galleryでの展示に合わせたイベントなどが行われるのだとか。
担当の方に「音楽イベントのもされるのですか?」と聞いたところ、「現在予定はございませんが、今後検討していきたいと思っています」とのこと。
ぜひ私の所属バンド、BLU-SWINGでやらせていただきたいですね(5月8日にベストアルバム発売です!(宣伝))
ついに登場!MUJI HOTELのフロントと和食レストラン”WA”
さあ、ついにやってきました!日本初の無印良品のホテル、MUJI HOTEL GINZAのフロントが登場です!
おー!シャレオツ!
ちなみにこちらの石の壁、100年以上前に銀座の街を走っていた、路面電車の敷石でできているんだとか。
簡素であり良質。時代の流れをとらえ、記憶に残し、大事に、新しいものを作っていきたいという想いから、このような素材を使っているそうです。
そしてフロントの奥にはなにやらスペースが。こちらは”WA”という日本食レストランです。
こちらの内装にもこだわりがあり、古い船の鉄板を再利用して作られています。味があるもの、人間の手ではなかなか作れないものを表現しようとしたそうです。
そして入り口の土壁。
この土壁には、「無印良品 有楽町」があった土地の土が塗り込まれているんですって!
所有者である東京都の承認を取り、世界旗艦店だった有楽町店の香りや記憶の上に新しいものを作る…
ロマンあふれるお話ですね~
そして提供されるお食事も展示されておりました。
旬の食材をたっぷりと使ったおばんざいで味わう和食レストラン。
こちらのレストランでは、3ヶ月に1度メニューが変わるそうで、現在は大分県がフィーチャーされており、次の改変期には山形が予定されているんだそうです。
ちなみにこちらのレストランは、宿泊客だけでなく、一般の方も利用できるのだそうですよ。
おまちかね!MUJI HOTEL GINZAのお部屋に潜入!
さあ!ついにお部屋へ潜入です!
MUJI HOTEL GINZAは、「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに作られており、非常に天井が高く、細長い造りのお部屋が特徴です。
実はこの建物はもともとオフィス用に作られていたため、部屋の形が細長い空間になってしまったのですって。でもそれを逆に利用し、心地よく過ごせるようにいろいろ工夫されているんだとか。
そんな客室はA〜Iまでのタイプに分かれています。
<概要と宿泊料金がこちら>
出典:prtimes.jp
一番安いお部屋でも14,900円か…
普段ビジネスホテルを利用している私にとっては結構割高に感じました。
MUJI HOTEL GINZAのコンセプトの一つとして、代理店などを通す予約はせず、割引もしない代わりに1年中同じサービスを同じクオリティーで提供するための価格設定なのだとか。
まあ、銀座という立地もありますしね。さてさて、どのようなお部屋になっているのでしょうか。全79室のうち、かいつまんでリポートしてまいります!
タイプAのお部屋(1003号室)
タイプAのお部屋は、全79室のうちもっともコンパクトなお部屋とのことですが、ベッドはセミダブル。
私もツアーなどでよくホテルに泊まりますが、セミダブルベッドって意外とありがたいんですよね。
ちなみにお部屋に設置されているフロアライト、壁掛けBluetoothスピーカーや時計、水回りの備品など一部のものを除き、ほとんどの商品を1~5階の店舗で購入可能なんだそうです。
実際に使って気に入った商品を購入できるのも、このホテルの特徴ですね。
そして面白いものを発見。
何やら左側にタブレット端末がありますが。
触ってみると…
おぉ!カーテンが閉まった(笑)
こちらのタブレットは、照明やエアコン、カーテンの開閉やアラーム設定の操作を行うことができるんですって!
シンプルかつ最新設備が導入されていて、びっくりしました。
ちなみにこちらのお部屋はシャワーのみで、バスタブは付いていないようでした。
一人で宿泊するには丁度良いサイズ感のお部屋ですね。
タイプCのお部屋(1009号室)
おぉ!ダブルベッドだ!
こちらタイプCのお部屋は、MUJI HOTELの中で、もっとも部屋数の多いタイプだそうです。
そして部屋全体の写真をみてください!
長細い(笑)
最初にご説明した通り、この建物はもともとオフィス用に作られているため、このような長細い作りになっているのです。でも不思議と狭い感じはしませんでした。様々な工夫がされているのでしょうね。
ちなみにこちらのお部屋もシャワーのみでバスタブはありません。バスタブは、タイプD以降からつくようです。
タイプGのお部屋(1007号室)
わぁ!2段ベッドだ!とても変わった作りのお部屋、子供とか喜びそうですね。
本もたくさんあって楽しそう!”花鳥風月”をテーマに選書された本たちなんですって。
パジャマも無印良品らしいですね!シンプルでかわいい!
タイプIのお部屋(1017号室)
こちらがMUJI HOTEL GINZAの中で一番大きな客室です。
う〜ん、「アンチゴージャス、アンチチープ」のコンセプト通りのお部屋。
ちなみにソファーの奥に何やらスペースが見えますよね。それがこちら。
小さな和室だ!そしてたくさんの本たち!
本を読みながらゆっくりくつろぐことができそうです。
ちなみにこちらのお部屋の浴槽はヒバの木を使ったものだそうなのですが、私が見に行った時はテレビ撮影をしていた為、見ることができませんでした。すみません…
ってなことで、主だったお部屋を4つご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。細長さを利用した、シンプルかつ機能的なお部屋が多かったように思えます。
「アンチゴージャス、アンチチープ」のコンセプトにも共感できました。実際に泊まってみたいなぁ。
最後は地下にあるMUJI Dinerをご紹介!
最後にもう一つ大切なフロアをご紹介しておきましょう!全体説明会の会場になっていた地下のフロアは、MUJI Dinerという無印良品の食堂になっています。
こちらの食堂では、「素の食」「楽しむ」「伝統」「おすそ分け」をテーマに、野菜を中心に旬の魚介や肉料理、ジビエなどを使った一品料理が楽しめます。
サラダバーや国産ワインを楽しめるワインバー、
こだわりの大豆を使ってその場で作ってくれる豆腐工房など、見ても食べても美味しいといった感じでしょうか。
蓮池もちょいとお味見を!鶏肉をスイートチリソース的なもので和えた何かと、何かの和え物(ざっくりか(笑))、手作り豆腐にフルーツポンチですかね。
うま~い!上品さもあるんだけど、ガツガツ食べてもオッケーな感じで、味も丁度いい!そして豆腐うまい(笑)
こちらの営業時間は、朝食が7:30~11:00、昼食が11:00~15:00、夕食が17:00~22:00なので、仕事前の朝食、ランチ、そして遅いディナーも取ることができるのは嬉しいですね。
いかがでしたか?
4月4日オープンの「無印良品 銀座」、日本初となる「MUJI HOTEL GINZA」をリポートしてまいりました。
「ヒトとつながる」「マチをつなげる」がコンセプトの新しい『無印良品 銀座』と、「アンチゴージャス、アンチチープ」がコンセプトの『MUJI HOTEL GINZA』。
”シンプルがかっこいい”という無印の変わらない部分と、銀座という土地で新たに”必要な居場所になる”挑戦を始めた無印良品の姿勢になんだか感動してしまいました。
今後どんな風に銀座の街に馴染んでいくのですかね。とっても楽しみです。
取材終わりでヘトヘトな蓮池…顔が死んでる(笑)俺ちゃんお疲れ様でした。
<MUJI HOTEL GINZAの概要>
・所在地:東京都中央区銀座3丁目3番5号
・客室構成:全79室
・宿泊予約開始:2019年3月20日
予約は公式サイトからのみ受け付けています。
みなさんもぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
蓮池真治
広島県出身のベーシスト。
2008年、BLU-SWINGとしてコロムビアミュージックエンタテインメントよりアルバム「Revision」でメジャーデビュー。国内外問わず企画盤やライブアルバム、プロデュースワーク等、複数の作品をリリース。
また2013年には、ハイテンションピアノトリオ、16-BIT Generatorを結成。アニメ・ソングやゲーム音楽を攻撃的ラテン・ジャズやフュージョンにアレンジするというコンセプトの作品をリリース。自身のバンドの他にも、数々のレコーディングやライブサポート、レッスン等で幅広く活動中。
そして5月8日にBLU-SWINGのベストアルバム「BLU-SWING 10th ANNIVERSARY BEST」がリリースされます!皆様ぜひチェックしてみてくださいね!
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出典:muji.net / hotel.muji.com / prtimes.jp