意外と知らない!?外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)の違いはなぁに?【作り方も紹介】 | FUNDO 意外と知らない!?外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)の違いはなぁに?【作り方も紹介】 – FUNDO

意外と知らない!?外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)の違いはなぁに?【作り方も紹介】

2019.7.24


小豆を使って作られた羊羹(ようかん)は、子どもから大人まで人気の和菓子ですが、見た目が外郎(ういろう)と似ていますよね!

それぞれどのような違いがあるのか?羊羹(ようかん)と外郎(ういろう)の原料の違いや作り方の違い、そしてそれぞれの歴史などを解説します!

ぱっと見同じ!外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)


外郎(ういろう)とは?

外郎(ういろう)は、米粉などの穀物を使った粉に砂糖や水を加えて練ったものを、せいろで蒸して固めた和菓子。小豆を使ったようかんと見た目はよく似ていますが、原料は全く違うんです。

羊羹(ようかん)とは?

羊羹(ようかん)の原料は言わずと知れた小豆。小豆を煮て練った餡を型に流し込み、寒天で固めたものです。寒天の量を増やして冷やし、柔らかく仕上げた「水ようかん」や、寒天の代わりにくず粉や小麦粉を加えて蒸して固めた「蒸しようかん」など、さまざまな種類があります。



外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)、2つの明確な違いとは?


原料の違い

すでにお話したように、ういろうとようかんの大きな違いはその原材料にあります。ようかんは小豆の餡を寒天や小麦粉、くず粉などで固めたものを指す和菓子です。

一方、ようかんによく似て見えるういろうには小豆は使用されていません。米粉や小麦粉、わらび粉などの粉を蒸し固めたものを指します。

食感の違い

ういろうとようかんは原料が異なるため、食感も大きく異なります。小豆餡を使用したようかん比較的柔らかく、舌触りもなめらかです。

一方、ういろうは穀物を使用した粉を使っているため、もっちりとした独特の食感をしています。また、味わいも、ようかんよりほんのりとした控えめな甘さになっています。

同じようかんでも、水ようかんと蒸しようかんでは少し異なります。寒天の量が多い「水ようかん」はより軽くなめらかな舌触りですが、「蒸しようかん」は固めでこってりとした食感。ういろうの方に近い食感かもしれません。

外郎(ういろう)は地域で原料が違う?


外郎(ういろう)は米粉を使う作り方が多い

ういろうといえば、名古屋銘菓としても有名。名古屋の名物のういろうは米粉を使用して作られるものが多く、もちっとした食感が特徴です。

米粉を使って作られている名古屋のういろうは全国的にも有名ですが、実は地域によってういろうの原料は大幅に違うようです。

わらび粉を使う地域も

米粉の他にもさまざまな穀物を使った粉を原料とするういろう。名古屋の他にも山口でも名物として知られています。

山口の銘菓として知られるういろうは、わらび粉を使った「生ういろう」です。わらび粉といえばわらび餅ですが、わらび粉を使った生ういろうは、わらび餅に近いやわらかくなめらかな食感が特徴的です。

外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)、実は家庭でも作れる!?


外郎(ういろう)の作り方

ういろうの作り方は意外と簡単。家庭でも作れそうな感じです。米粉などの穀物を使った粉に砂糖と塩少々、そして水を加えて、泡だて器で混ぜます。ボウルの中で材料を混ぜたらレンジOKの容器などにラップを敷いて材料を流し込み、その上からもラップをかけましょう。

混ぜ合わせた材料を600Wのレンジで3分ほど加熱すれば完成です!

羊羹(ようかん)の作り方

ようかんも意外と簡単に作れます。まず鍋に水と粉寒天、上白糖を入れて中火で加熱。1分以上沸騰させたらそこに市販のこしあんを加え、弱火で焦がさないように丁寧に混ぜながら火を入れていきます。
餡が煮詰まったら型に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れましょう。1時間ほど冷やし固めたら完成です!

外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)、それぞれの歴史とは?


外郎(ういろう)の歴史

ういろうは漢字で書くと「外郎」。この漢字には、ういろうが辿ってきた歴史が影響しています。

ういろうの起源には諸説ありますが、室町時代、中国から博多へやってきた亡命者が、口中清涼剤(今でいうところの仁丹やフリスクのようなもの)外郎薬を献上した際に口直しに添えたお菓子が起源とされています。

また、その外郎薬が江戸時代に普及した際、その容器の形状がお菓子のういろうに似ていたため、そのまま「外郎(ういろう)」と呼ばれるようになった、との説もあります。

羊羹(ようかん)の歴史

「羊羹(ようかん)」という漢字には、「羊」という字が入っています。それは元々、ようかんという言葉が中国で食されていた羊肉のスープの煮凝りを指す言葉だったためです。

この「羊羹」が日本に持ち込まれた際に、肉食が禁じられていた精進料理の中で、羊肉の代わりに小豆を使って同様のものが作られたのがようかんの始まりとされています。

【まとめ】外郎(ういろう)と羊羹(ようかん)の違い!作り方も全然違った!


作り方も歴史も全然違う、ういろうとようかん。ういろうは元々薬、ようかんは羊肉のスープが由来だなんて知りませんでしたね!

今日のおやつの時間はその歴史に思いを馳せながら、外郎(ういろう)か羊羹(ようかん)でもゆっくり食べようかな!
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